カテゴリー別アーカイブ: 専門家向け

地域間連携支援事例と参加募集 全国大会特別企画にて案内

来る7月22日(金)のJPBM創立30周年記念大会「特別企画」において、2部構成の第一部で「農業の持続可能な事業モデル移行への取り組み~地元の価値が地域を超える!食のネットワーク化取り組み事例~」をテーマにパネルディスカッションを行います。少量生産の農業生産者と大規模生産法人といった異なる2つの事業者の持続可能な事業モデルと、地域間連携ネットワークの活用を紹介します。 続きを読む

創業・新事業企業に必要性高い 信用保証調査で判明―日本公庫

日本政策金融公庫が信用保証に関する金融機関アンケート調査の一環として行った特別調査「中小企業のライフステージに応じた取り組み等について」で、ライフステージ別にみると、「創業・新事業開拓を目指す企業」が信用保証の必要性が高く、「成長段階におけるさらなる飛躍が見込まれる企業」にはプロパー貸出を推進している金融機関が多いことがわかった。 続きを読む

マイナス金利に係る会計処理 基準諮問会議が新規テーマに

財務会計基準機構の基準諮問会議(会計基準の検討テーマなどを審議する機関)はこのほど、マイナス金利に係る会計上の論点について、企業会計基準委員会に検討すべき新規テーマとするよう提言することを決めた。 続きを読む

税理士法人に損害賠償 DES説明義務怠る―東京地裁

税理士法人が提案した節税策により生じた多額の税負担について、東京地裁は求められていた損害賠償を全面的に認めた。原告の法人Xは代表取締役Aの資産管理会社で、22年4月末時点でXに対し約11億円の貸金等債権を有していたAは、税理士法人Yに、Xに対するAの債権の相続税対策を依頼。債権をXに現物出資し、Aに対してXの株式の割当てを行うDES方式など2案が示され、X及びAはDESを採用した。 続きを読む

英国進出日本企業1380社 製造業4割―帝国データ調査

帝国データバンクが発表した英国進出企業実態調査結果によると、同国に進出している日本企業は1380社であることが明らかになった。業種別では、「製造業」が4割を占めている。同社は「国民投票による英国の欧州連合(EU)離脱選択で、同国に進出している日本企業をはじめ、多くの企業が離脱への対応を余儀なくされる」とみている。同調査は6月時点で実施した。 続きを読む

自然災害時の被災者の債務整理 ガイドライン熊本県地震対象に

一般社団法人全国銀行協会では、「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」を平成27年12月に公表しているが、今般、内閣府が「平成28年熊本県熊本地方の地震」について災害救助法の適用を決定したことに伴い、当該災害の影響によって住宅ローンの既往債務を弁済できなくなるなど一定の条件に該当する方は、当該ガイドラインの対象となる。 続きを読む

裁判外の和解で代理できない 認定司法書士―最高裁も棄却

司法書士法3条2項各号のいずれにも該当する司法書士(認定司法書士)に依頼した債務整理につき、認定司法書士が代理することができる範囲を超えて違法に裁判外の和解を行い、報酬を受領したなどとして、被上告人らが不法行為による損害賠償請求権に基づき上記報酬相当額の支払い等を求める事案で最高裁第一小法廷は、当該認定司法書士は、当該債務整理の対象となる個別の債権の価額が同法3条1項7号に規定する額を超える場合には、その債権に係る裁判外の和解について代理することができないと解するのが相当だとし、司法書士の上告を棄却した原審を是認した。 続きを読む

法務省が検討結果を公表 親子会社間の法律事務の扱い

法務省は親子会社間における有償での法律事務の取り扱いに関し、弁護士法第72条の規制対象となる範囲・態様について必要な検討を行い、結果を公表。反復的かつ対価を伴うものであっても、ほかに同条の趣旨に反する事情(紛争介入目的で親子会社関係を作出した等)がない限り、 違反しないとされる場合が多いと考えられる行為を例示した。以下はその一部。 続きを読む

全国統一研修会民事信託の実務 検討会からの事例報告

既報の通りJPBM民事信託検討会は、事例を中心に活発な意見交換を展開しております。7月23日(土)11:00~12:50においては全国統一研修会PartⅡ:中小企業分野として「民事信託の実務展開と今後の取り組み(JPBM民事信託検討会からの報告)」と題し検討会において取り扱った事例や論点をまとめて発表します。 続きを読む

制度のあり方を諮問―神津会長 償却資産に係る固定資産税

日本税理士連合会の神津信一会長は会長の諮問機関である税制審議会の金子宏会長に対し、償却資産に係る固定資産税制度のあり方について検討するよう諮問した。神津会長は現行制度について▽法人の決算期に関係なく賦課期日と申告期限が定められているため企業に煩瑣な申告事務を強いている▽課税範囲に関し、家屋と償却資産の区分判定が困難な場合がある▽登記制度のある土地等と異なり課税客体の捕捉が不完全―などの問題点を挙げ、免税点や税率水準のあり方などを含め中小企業の事務負担を踏まえて総合的に検討するよう求めた。 続きを読む