カテゴリー別アーカイブ: 景況

小規模企業振興基本計画Ⅲ 「稼ぐ力」に向け伴走支援を

中小企業庁はこのほど、小規模企業振興基本計画(第Ⅲ期)を閣議決定し、その内容を公表した。同基本計画(第Ⅲ期)は、小規模企業振興基本法に基づき策定されたものであり、小規模企業の総合的かつ計画的な振興を図るための指針である。おおむね5年ごとに見直されており、今回が第3期となる。 続きを読む

ポータルサイト・デジwith 事業者向け4月開設―中小機構

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、デジタル化を後押しするためのポータルサイト「デジwith」を4月1日(火)にオープンさせると発表した。このポータルサイトは、中小企業・小規模事業者(事業者)に、デジタル化に取り組むきっかけ作りから課題の設定、解決のための最適なITソリューションの提案・導入・運用までを一貫してサポートする。登録は不要で、だれでも利用できるという。 続きを読む

喫茶店倒産、過去最多ペース 今年度、8割超が中小零細店

街の喫茶店で倒産が急増している。帝国データバンクが発表した2024年度(24年4月~25年3月)に発生した「喫茶店(カフェ)の倒産動向調査」結果によると、調査対象となった「負債額1000万円以上の喫茶店」の倒産は、2月までに66件発生した。 続きを読む

旅館・ホテル市場5.5兆円 今年度、過去最高更新へ

帝国データバンクが発表した「旅館・ホテル市場動向調査」結果によると、2025年2月末までの各社業績推移・業績予想に基づいた24年度(24年4月―25年3月)の国内旅館・ホテル市場は事業者売上高ベースで5.5兆円に達する見込み。 続きを読む

美容室倒産、今年度は過去最多 「三重苦」で経営打撃

美容室の淘汰が加速している。帝国データバンクが発表した「2024年度の美容室倒産の動向調査」結果によると、24年度(24年4月~25年3月)に発生した美容室の倒産(負債1000万円以上)は2月までに197件発生した。これまで最も多かった23年度の同期間(156件)に
比べて2割超の増加ペースで推移し、既に前年度累計(182件)を上回って過去最多を更新した。 続きを読む

域経済分析システム 機能が大幅に向上-経産省

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、経済産業省と内閣官房が提供する国内最大級のオープンデータプラットフォームであり、産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約し、地図やグラフを用いて視覚的に分かりやすく表示することができる。現在、自治体職員や地域活性化に関心を持つ多様な分野において、施策の立案・実行・検証のために活用されている。 続きを読む

賃上げする企業、初の6割台 ベースアップは過去最高

帝国データバンクは「2025年度の賃金動向に関する企業の意識調査」結果を発表した。それによると、25年度は企業の61.9%が賃上げを見込み、初の6割台となった。 続きを読む

7割の企業、新卒初任給アップ 平均引き上げ額9114円

帝国データバンクが発表した「2025年度の初任給に関する企業の動向アンケート」結果によると、25年4月入社の新卒社員に支給する初任給を前年度から引き上げる企業の割合は71.0%と7割に達した。引き上げ額の平均は全体で9114円。初任給総額は「20万~25万円未満」が6割で最多だった。一方、29.0%の企業は初任給を引き上げないと回答した。アンケート期間は25年2月7日から12日までで、インターネットにより実施、有効回答企業数は1519社。 続きを読む

主要都市の地価4期連続で上昇 第4四半期地価LOOKレポ

国土交通省は、令和6年10月1日~令和7年1月1日までの、地価LOOKレポートを発表した。主要都市の高度利用地等における地価動向は、利便性や住環境の優れた地区におけるマンション需要が堅調であったことに加え、店舗・ホテル需要も堅調に推移したことなどにより、4期連続で住宅地及び商業地の全地区において上昇となった。前回と同様、全80地区において上昇、横ばいや下落の地区はなかった。変動率区分別に見ると、「上昇(3~6%)」が6地区、「上昇(0~3%)」が74地区となった。 続きを読む

人手不足感ほぼ変わらず 給与引き上げの割合75.2%

日本政策金融公庫はこのほど、「中小企業の雇用・賃金に関する調査」を発表した。それによると、相変わらず人手不足に悩まされながらも、最低賃金や物価の上昇分に対応すべく、人件費割合を挙げざるを得ない中小企業の現状が浮かび上がる。調査概要は以下の通り。 続きを読む