元代表取締役Xに支給した役員退職給与を全額損金算入して確定申告をしたところ所轄税務署が更正処分を行った事案で、東京地裁は処分を一部取り消す判決を下した。 続きを読む
月別アーカイブ: 2017年10月
開示内容の共通化・合理化へ 大株主は議決権行使基準日で
金融庁は10月24日、「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正案を公表した。平成28年4月公表の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」報告を踏まえ、開示内容の共通化・合理化や非財務情報の開示充実を行うもの。 続きを読む
相続法制見直し 追加試案で要綱案作成へ
法制審議会民法(相続関係)部会はこのほど、第24回会合を開き、パブリックコメント(「中間試案後に追加された民法(相続関係)等の改正に関する試案(追加試案)」)の結果を踏まえて議論された。 続きを読む
地銀がアグリビジネスを支援 農業総研の連携や経営支援展開
地域銀行は、農業生産者や農業経営者のアグリビジネスでITを活用した販路拡大支援に取り組んでいる。報道によると、北海道銀行や山陰合同銀行など地方銀行8行は、農業総合研究所と連携し、地元農産品の効率的な出荷や経営者の課題解決を提案している。 続きを読む
原決定破棄、原々決定取り消す 債権差し押さえ命令―最高裁
抗告人が、相手方に対する元金と支払い済みまでの遅延損害金の支払いを内容とする金銭債権を表示した債務名義による強制執行として差し押さえ命令の申し立てをした抗告審で、最高裁第三小法廷は原決定を破棄、原々決定を取り消し、本件を東京地裁に差し戻した。 続きを読む
Weeklyコラム 失敗を減らす心掛け
「武士道と言うは、死ぬ事と見つけたり」で有名な『葉隠』に、次の文がある。「若き時分、残念記と名づけて、その日その日の誤を書きつけて見たるに、二十三十なき日はなし。果てもなく候故止めたり。今にも一日の事を寝てから案じて見れば、言ひそこなひ、仕そこなひ無き日はなし」(山本常朝著、和辻哲郎・古川哲史校訂、岩波文庫)。日常生活において、日々の細々した失敗(うっかりミス)は誰でも相当数あるであろう。 続きを読む
再生支援完了、272件減 28年度事業評価―中小機構
中小企業基盤整備機構は28年度に認定支援機関が実施した中小企業再生支援業務(事業引き継ぎ分を除く)に関する事業評価報告書を公表した。 続きを読む
神戸製鋼所の国内取引先企業 6100社超-帝国データ』
帝国データバンクは、製品データの不正問題で揺れている神戸製鋼所グループの、取引実績のある国内企業を調査・分析し、その結果を発表した。「神戸製鋼所」グループ国内主要企業と取引のある国内企業は全国全業種合計で6123社にのぼることが分かった。神戸製鋼所グループの仕入先・下請先が3948社、販売先が2688社とした。 続きを読む
柔軟な働き方に関する検討会 副業・兼業普及促進へ
厚生労働省は有識者からなる「柔軟な働き方に関する検討会」を設置し、第1回検討会を開催した。この検討会は、働き方改革を進める上で、時間や場所を有効に活用できる働き方であるテレワークや、副業・兼業といった柔軟な働き方がしやすい環境を整備するためのガイドライン策定などに向けた検討を行うことを目的としている。 続きを読む
医療法人向けパンフレット作成 持分なし認定制度―厚労省
厚生労働省が推進する「持分なし医療法人」への移行計画の認定制度が9月30日でいったん終了、10月1日から新制度に移行した。新制度では移行促進策が延長・拡充された。同省は新制度の概略を紹介するとともに、移行を促すためのパンフレットを作成・公表した。 続きを読む