カテゴリー別アーカイブ: 情報セキュリティ

サイバーセキュリティ人材 中小での育成促進に向け方針

経済産業省はこのほど、「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会最終取りまとめ」を公表した。本取りまとめは、国内におけるサイバーセキュリティ人材の不足に対応し、特に中小企業等における人材育成と確保を強化するための施策を示している。 続きを読む

海外での知財財産権の侵害 ジェトロが現地調査補助事業

独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)は、中小企業等が海外で直面する知的財産権侵害、特に模倣品や海賊版の問題に対処するため、「中小企業等海外侵害対策支援事業(模倣品対策支援事業)」を展開している。

本事業は、海外における産業財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)の侵害を受けている中小企業等に対し、模倣品・海賊版の製造元や流通経路の特定、市場での販売状況等の現地調査を手配するとともに、その調査及び一部の権利行使等にかかった経費の2/3(上限額:400万円)を支援する。 続きを読む

グローバル・ミニマム課税 改正踏まえ国税庁が概要まとめ

国税庁はこのほど、令和7年度税制改正の改正点を踏まえ、グローバル・ミニマム課税への対応に関する改正について、その概要をまとめ公表した。令和7年度税制改正では、所得合算ルール(IIR)や軽課税所得ルール(UTPR)などを含む法人税制度の整備が行われている。 続きを読む

中小工場のセキュリティ確保へ 解説書で手順や事例紹介

経済産業省はこのほど、中小規模の製造事業者を対象に、工場のサイバーセキュリティ対策を支援するための解説書「工場セキュリティの重要性と始め方」を策定した。 続きを読む

医療法人等の事業報告書等提出 4月よりシステム変更

医療法人及び地域医療連携推進法人は、毎会計年度終了後3ヶ月以内に事業報告書等を都道府県知事に届け出る必要がある。従来は紙媒体で提出していたが、令和4年3月31日以降に決算期を迎えた法人については、医療機関等情報支援システム(G-MIS)へ電子媒体としてアップロードする方法が可能となった。これにより、提出作業の負担軽減や迅速な情報共有が図られている。また、都道府県知事は、請求があった場合には事業報告書等を閲覧に供することが義務付けられているため、この閲覧方法についても、令和5年4月1日よりインターネットを活用した形に変更され、利便性が向上している。 続きを読む

海外サーバ経由で同種サービス 属地主義緩和し特許権侵害に

被上告人が上告人に対し、特許権侵害を主張し、上告人の行為の差止め及び損害賠償を求めたもの。インターネットを通じて国外からファイルを送信し、国内外のサーバと端末を接続するシステムの構築が、日本の特許法第2条第3項第1号における「生産」に該当し、特許権を侵害するかが争われた。 続きを読む

サステナビリティ保証業務 上場会社監査と同様の規律

金融庁に設置された「サステナビリティ情報の保証に関する専門グループ」の会合が2月12日に開催された。昨年12月開催の「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」において、専門グループを設置し、日本において保証基準を作成するとされていたものである。 続きを読む

SSBJ基準による開示が困難 市場関係者の指摘があれば対応

サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は「サステナビリティ開示基準の適用(案)」等(SSBJ基準)に対して寄せられたコメント対応を行っているが、SSBJ基準が決定してから強制適用までの見直しをどうするかが1つの論点となっている。現時点では、早くても時価総額3兆円以上のプライム上場企業を対象に2027年3月期から強制適用となるため、SSBJ基準決定から適用まで少なくとも2年間のタイムラグがあるからだ。 続きを読む

法人リスクマネジメント研修 事務所で「個別研修会」も開催

株式会社JPBMでは、会員事務所のコンサルティング業務の側面支援として、生命保険・損害保険分野における法人リスクマネジメント全般に関する研修会についてのオンライン説明会を開催いたします。 続きを読む

取調べ録音録画媒体提出拒否 裁量権の範囲の逸脱濫用に

学校法人明浄学院を被害者とする業務上横領事件に関する事件で、逮捕・勾留され起訴されたが、その後無罪判決を受けた。本案訴訟は、被告人が上記逮捕・勾留・起訴が違法であるとして国家賠償を求める訴訟を提起した。本件は、抗告人は、検察官が被疑者Aを取り調べる際に録音・録画した記録媒体の提出を求めた事案となる。 続きを読む