本改正では、成長に必要な資金を確保する観点から投資のすそ野の拡大を図るための制度「未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置(ジュニアNISA)」の創設が目玉の1つとなった。未成年者口座に設けた非課税管理勘定・継続管理勘定において、設定期間内に支払を受けるべき上場株式等の配当等、及び当該期間内に譲渡した上場株式等の譲渡所得等について所得税を非課税とすることで、若年層の投資を促すもの。 続きを読む
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H27年度税制改正大綱(2) 受取配当等への課税強化
今度の改正では、法人税課税ベースの拡大策も重要な柱として注目されている。 続きを読む
H27年度税制改正大綱発表 法人課税を調整し成長を後押し
与党は昨年末30日、2015年度税制改正対応を決定・公表した。大綱の主要項目の基本的考え方は以下の通り。 続きを読む
地方法人税で税効果見直しへ ASBJが実務対応報告案公表
企業会計基準委員会(ASBJ)は9月26日、実務対応報告「連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する当面の取扱い(その1)」及び同(その2)の公開草案を公表した。 続きを読む
株式集中化への税制措置や評価方法の見直し要望-日商
日本商工会議所はこのほど、「平成27年度税制改正に関する意見」を発表した。基本的な4つの考え方として、(1)成長戦略の担い手である企業の競争力強化による持続的な経済成長の実現(2)わが国経済における中小・中堅企業の役割、重要性とその活力の強化(3)地域経済の活性化と賑わいあるまちづくりの推進(4)持続可能な社会保障制度の確立ならびに「人口急減・超高齢社会」の克服、を挙げている。
平成27年度税制改正の要望 事業承継税制の更なる拡充を
平成27年度税制改正の要望 事業承継税制の更なる拡充を
経済産業省はこのほど、平成27年度税制改正に関する要望を発表した。その中で、事業承継関連として、「非上場株式等についての贈与税の納税猶予制度の拡充」を提示している。平成25年度税制改正において事業承継税制の要件の見直しが図られるが(平成27年1月施行:先代経営者の親族外への承継が対象化、雇用の8割以上を5年間平均で維持、先代経営者は贈与時に代表者を退任(役員の退任までは不要)等)、適用後、先代存命中に2代目が3代目に引き継ぐ場合には、納税義務が生じ3代目に承継できないといった懸念がある。そこで、2代目が一定の要件の下で3代目に対する株式の再贈与を行う際の、2代目に贈与税の納税義務が生じないような制度の拡充を目指す。 続きを読む
JPBM事業承継特別研修 現状の節税スキームを検証
JPBM特別研修東京開催が来月9日に迫りました。JPBM顧問・筑波大学名誉教授の品川芳宣氏より、「中間報告」を軸とした非上場株式に係る事業承継税制の現状と課題・問題点をテーマに、制度改正(緩和)を踏まえた税制の論点と今後の方向性を基調講義いただきます。また、後半は公認会計士・税理士で検討会メンバーの後宏治氏より、実体験も踏まえながら事業承継対策スキームの中で、とりわけ検討が必要と思われるテーマを選び、その活用リスクとメリットを研修します。(・一般社団・財団スキーム・種類株スキーム・信託スキーム・組織再編スキーム・M&Aスキーム等。 続きを読む
公益法人等の寄附金非課税枠 発行株式保有1/2超は対象外
平成26年度税制改正では「公益法人等に対して財産を寄附した場合の譲渡所得等の非課税制度」が一部改正された。非課税承認の要件の一つ「寄附者らの所得税等の負担を不当に減少させる結果とならない」場合と判断する基準として「株式保有要件」が追加され、株式の寄附を受けた公益法人等が発行会社の発行済株式の2分の1を超えて保有することになったときは非課税の対象から外れることとなった。本年4月1日以後の寄附から適用されている。 続きを読む
相続税法基本通達公表 税制改正を受け広く改正
国税庁は先般、平成25年度及び26年度税制改正に伴って「相続税法基本通達等の一部改正について」を公表した。 続きを読む