暦年課税でも資産移転の時期に対する中立性を高める観点から、相続開始前の暦年課税贈与における、相続財産に加算する生前贈与の期間が7年へと延長される。延長した4年間に受けた贈与については、過去に受けた贈与の記録や管理の事務負担を軽減するため、計100万円までは加算しない。令和6年1月1以後の贈与から適用。加算期間は令和9年1月以後に順次延長され、7年となるのは令和13年1月以後。 続きを読む
月別アーカイブ: 2023年1月
サステナビリティ開示基準 SSBJが開発を決定
サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は1月18日、国際サステナビリティ基準審議会のS1基準(サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項)及びS2基準(気候関連開示)を踏まえた日本基準を開発することを決定した。 続きを読む
不動産担保に頼らない融資 「事業成長担保権」制度創設へ
金融審議会「事業性に着目した融資実務を支える制度のあり方等に関するワーキング・グループ」は新たな担保制度として「事業成長担保権(仮)」制度の概要を報告案としてまとめた。
パチンコホール倒産、昨年急増 コロナ禍で過去10年で最多
東京商工リサーチは「2022年のパチンコホールの倒産状況」を調査、その結果を発表した。 続きを読む
Weeklyコラム 商売は試行錯誤
商売を長年している人に経験談を伺うと、必ず浮き沈みの苦労話が出る。企画したアイデアがお客に受け入れられなかったり、商品の開発や製造が首尾良く行かなかったり等、自己の責任で失敗する事もある。
死亡退社に伴う持分払戻請求権 出資を超える部分はみなし配当
本件事例は、原処分庁が合資会社の無限責任社員が死亡退社したことに伴い発生した持分払戻請求権の価額のうち、当該社員の出資額を超える金額は当該社員への配当とみなされるとして、所得税等の更正処分等を行ったことに対し、当該社員の相続人である審査請求人が、上記持分払戻請求権に係る金銭等の交付はなく、配当とみなされる金額はないとして、原処分の取消しを求めた事案。 続きを読む
暗号資産の期末時価評価Q&A 保有・貸付け・借入れ等取扱い
国税庁はこのほど、暗号資産に関する法人税法上の取扱いのうち、期末の時価評価に係る質疑応答事例についてとり取りまとめた。主な項目は以下の通り。 続きを読む
支援ツールを4回パッケージで 開催分は会員限定動画配信
中小企業庁は、借換え需要に加え、新たな資金需要にも対応する信用保証制度(コロナ借換保証)を開始しました。金融機関との対話を通じて「経営行動計画書」を作成し、継続的伴走支援を受けることを条件に、借入時の信用保証料を大幅に引き下げます。当然、利益計画や返済計画等の裏付けおよびモニタリングの態勢がなければ行動計画が実現出来ません。 続きを読む
上昇し続ける人件費 派遣・アルバイト時給過去最高
物価上昇が続く中、政府からはインフレ率を超える賃上げの実現を求める声が上がっている。消費者物価指数の上昇率は前年同月比4.0%で41年ぶりの上げ幅となり、春闘においても大幅な賃上げを求める流れになることが予想されているが、昨秋の最低賃金引上げ以降も続く賃金の上昇傾向に音を上げる中小企業も少なくないのではないか。 続きを読む
SU投資活性化に向け連携を FIRST CVC正式発足
オープンイノベーションやスタートアップ(SU)投資に取り組む事業会社・CVCが集い学び合うコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)コミュニティ「FIRST CVC」が1月18日、正式に発足した。 続きを読む