3月18日、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」がリニューアルオープンした。このサイトでは、500を超える職業情報を「見える化」し、進路選択や就職活動、企業の採用活動、人材育成などを支援するものである。今回のリニューアルにより、使いやすさがさらに向上した。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 人事労務
Weeklyコラム 責任を取らない人
言葉には曖昧なものが多いが、「責任を取る」もその一つである。例えば、仕事上の責任を取るとは、その職務を遂行する義務と権利があり、その結果生じた問題を引受けることである。但し、問題が生じても、大抵は謝罪や修正によって済むものである。ところで、責任を取ることを拒否する人がいる。 続きを読む
警部補自殺への安全配慮義務 県に損害賠償責任あり
本件は、静岡県警察に勤務していた警部補A氏が自殺したことをめぐり、妻子である原告が静岡県に対して損害賠償を求めた事案。裁判は、県警察がA氏に対し安全配慮義務を怠ったか否か、特に上司の監督責任についての論点を含んでいる。 続きを読む
男女間賃金差異分析ツール公開 他社平均データ比較で改善へ
厚生労働省は、中小企業を中心に、自社の男女間賃金差異の要因を分析できる「男女間賃金差異分析ツール」を作成し公開した。このツールを活用することで、自社の賃金差異を把握し、女性の更なる活躍に向けた課題を把握できる仕組みとなっている。 続きを読む
アントレプレナーシップ宣言 キックオフイベント開催
Japan Entrepreneurship Alliance(ジャパン・アントレプレナーシップ・アライアンス)は、文部科学省と経済産業省が主導し、全国で効果的・効率的なアントレプレナーシップ教育の実施を目指す取り組み。 続きを読む
Weeklyコラム 当世風技術の習得
子供のころ、学校の帰り道でこんな見聞をして感動した覚えがある。例えば、左官(かべ屋と呼んだ)が巧妙な手つきですばやく壁を塗る姿、農民が並んで踊るように田植えをする姿、竹細工屋が手品のようにカゴを編んでいる姿、等である。長年に亙る仕事の鍛錬で習得したのであろう。 続きを読む
対応が迫られるカスハラ問題 関係省庁が連携して防止対策
近年、顧客、取引先等からの著しい迷惑行為であるカスタマーハラスメントが問題化しており、その対策を強化する必要性が高まっている。政府は、関係省庁が密接に連携し、同ハラスメントの防止対策を総合的かつ効果的に推進するための関係省庁連携会議を設置した。 続きを読む
賃上げする企業、初の6割台 ベースアップは過去最高
帝国データバンクは「2025年度の賃金動向に関する企業の意識調査」結果を発表した。それによると、25年度は企業の61.9%が賃上げを見込み、初の6割台となった。 続きを読む
合同会社の事前確定届出給与 支給事業年度の損金算入可
今般、国税庁からの文書回答が行われた。当該当社(合同会社、同族会社)は、業務執行社員に対して毎月の役員給与とは別に、特定の時期に役員賞与の支給を予定している。概要は以下の通り。 続きを読む
7割の企業、新卒初任給アップ 平均引き上げ額9114円
帝国データバンクが発表した「2025年度の初任給に関する企業の動向アンケート」結果によると、25年4月入社の新卒社員に支給する初任給を前年度から引き上げる企業の割合は71.0%と7割に達した。引き上げ額の平均は全体で9114円。初任給総額は「20万~25万円未満」が6割で最多だった。一方、29.0%の企業は初任給を引き上げないと回答した。アンケート期間は25年2月7日から12日までで、インターネットにより実施、有効回答企業数は1519社。 続きを読む