ラーメン店を営む請求人が、故意に売上金額及び必要経費、課税売上高を隠匿したとして受けた所得税及び消費税の重加算税の賦課決定処分に対し、その取消しを求めた事案。審判所は、処分は適法として請求を棄却した。令和6年3月25日裁決。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 税務
地域再生へ向けて提案 近隣・遠隔地の更なる連携を
経済同友会はこのほど、地域創生の加速に向けた報告書を発表した。 続きを読む
関税等に係る犯則事件調査結果 脱税額は約4億円-財務省
財務省は、令和5事務年度に、全国の税関が行った輸入品に対する関税及び内国消費税に係る犯則事件の調査の結果をまとめ公表した。 続きを読む
従業員の通謀虚偽表示報告書 請求人の行為と同視で重加算税
請求人の従業員がした仮装行為について、同行為が請求人から付与された権限の範囲内であり、かつ、請求人における十分な管理・監督体制が認められるかどうか等により、請求人の行為と認められるかどうかが問われた事例。 続きを読む
法人税申告税額17兆4千万円 前年度比16.7%増加に
国税庁はこのほど、令和5事務年度の法人税等の申告(課税)事績をとりまとめた。申告件数は318万件で、その申告所得金額の総額は98兆2,781億円(前年度比15.6%増)、申告税額の総額は17兆3,924億円(同16.7%)となり、いずれも4年連続の増加。申告所得金額の総額は、3年連続で過去最高を更新している。黒字申告件数は微増、黒字申告割合は微減で、黒字申告1件当たり所得金額は8,598万円(同14.4%増)となった。申告欠損金額は15兆5,926億円(同10.5%減)、赤字申告1件当たり欠損金額は767万円(同22.1%減)。 続きを読む
法人税等会計基準を見直しへ 「特別法人事業税」を追加
平成31年度税制改正で創設された特別法人事業税だが、企業会計基準第27号「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第28号「税効果会計に係る会計基準の適用指針」等において、特別法人事業税に対応した見直しは行われていないのが現状だ。 続きを読む
文化功労者年金法の年金受給権 強制執行の対象となる
本件は、抗告人が、文化功労者年金法所定の文化功労者である相手方を債務者として、相手方の第三債務者国に対する同法に基づく年金の支給を受ける権利について仮差押命令の申立て等をした事案。 続きを読む
定額減税アリの年末調整 注意したい4つのポイント
今年の年末調整は例年以上に厄介だ。定額減税があるためである。特に次の4つの点に注意すべきだ。 続きを読む
住宅税制のEBPM有識者会議 ロジックモデル等議論
国土交通省では、住宅ローン減税等の主要な住宅税制の効果検証をEBPMの観点から進めるに当たって「住宅税制のEBPMに関する有識者会議」を開催している。 続きを読む
役員退職給与の高額支給部分 無償譲渡等の処分に該当
請求人は、原処分庁がした第二次納税義務の納付告知処分について、過去に本件滞納会社から役員退職慰労金として支給を受けた本件不動産は、帳簿上本件滞納会社の使途不明金を請求人に対する役員貸付金に振り替えた残高を消し込むためであり、役員退職慰労金も相当と認められる金額の範囲内として、国税徴収法第39条の無償譲渡等の処分には該当しない旨主張した。 続きを読む