カテゴリー別アーカイブ: 会計

後発事象の基準日 財務諸表の公表承認日に変更へ

企業会計基準委員会(ASBJ)は、企業会計基準諮問会議の提言を踏まえ、後発事象の会計基準を開発している。第一段階としては、日本公認会計士協会の監査基準報告書560実務指針第1号「後発事象に関する監査上の取扱い」で定めている内容のうち、会計に関する定めを基本的に移管することとしているが、そのまま移管することが適当ではないとされる点については、別途検討を行うこととしており、その1つが後発事象の基準日である。 続きを読む

リース会計基準が一部修正 借手・貸手の定義規定を見直し

企業会計基準委員会(ASBJ)は4月23日、法務省が会社計算規則を一部改正したことを踏まえ、企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」(以下、リース会計基準)を一部修正した。 続きを読む

期中会計基準案が公表 四半期会計処理も継続適用可

企業会計基準委員会(ASBJ)は4月23日、中間会計基準等と四半期会計基準等を統合した「期中財務諸表に関する会計基準(案)」等を公表した。6月30日まで意見募集した後、正式決定する。 続きを読む

法人税等会計基準を見直しへ 適用対象の税金に原則的な定め

企業会計基準委員会(ASBJ)は、企業会計基準諮問会議の提言を踏まえ、企業会計基準第27号「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(以下「法人税等会計基準」)などを見直すことを決めた。 続きを読む

リースに関する注記を見直し 会社計算規則が改正

法務省は3月31日、会社計算規則の一部を改正する省令を公布した。企業会計基準委員会が公表したリース会計基準等を踏まえた見直しである。 続きを読む

R7年度税制改正大綱(12) 外国人旅行者向け消費税免税

課題の多かった消費税免税制度は、免税品の転売防止と合わせ、購入額の上限撤廃によりインバウンド消費の拡大を図る新たな制度へと見直すこととなった。 続きを読む

株主総会前に有報の開示を 金融担当大臣が上場企業に要請

加藤勝信金融担当大臣は3月28日、すべての上場企業に対し、株主総会前に有価証券報告書を開示することを要請した。 続きを読む

R7年度税制改正大綱(10) 新リース会計基準に伴う税制

昨年9月に企業会計基準委員会が「リースに関する会計基準」(新リース会計基準)等を公表し、今回の税制改正でその対応がなされた。会計上、オペレーティング・リース取引についてこれまでの賃貸借処理にかかる方法に準じた会計処理を廃止し、売買処理を行うこととなる。一方、税法上は賃貸借処理に変更はなく、新リース会計基準を適用する場合は税法上の処理との不一致について申告調整が必要となる。 続きを読む

組合への出資の時価評価が可能 金融商品会計実務指針が改正

企業会計基準委員会(ASBJ)は3月11日、上場企業等が保有するベンチャーキャピタル(VC)ファンドの出資持分に係る会計上の取扱いを定めた改正金融商品会計実務指針を公表した。適用は2026年4月1日以後開始する連結会計年度等の期首から適用される(早期適用も可)。 続きを読む

グローバル・ミニマム課税導入 法務省が会社計算規則を改正

会社計算規則の一部を改正する省令(令和7年法務省令第7号)が2月28日に公布された(公布の日から施行)。 続きを読む