カテゴリー別アーカイブ: リスクマネジメント

コンプライアンス違反倒産最多 昨年度379件、粉飾目立つ

帝国データバンクは「2024年度のコンプライアンス違反企業の倒産動向調査」結果を発表した。それによると、コンプライアンス違反倒産(負債1000万円以上)は379件で、前年度を27件上回り過去最多を更新した。4年連続で前年度を上回り、3年連続で300件を超えた。業種別ではサービス業、違反類型別では粉飾が最多となった。 続きを読む

Weeklyコラム 商品の風評被害

いつの時代も、誤報や間違った噂によって、商品の品質・安全性や人の品位・身体等が傷つけられることが絶えない。古くは「流言飛語」等と言われたが、いまでは「風評被害」が一般に飛び交っている。 続きを読む

米国の関税措置への国内対応 地域別の現状報告-経産省

2025年4月、米国が日本からの輸入品に対して追加関税を発動したことを受け、経済産業省は全国約1,000カ所に相談窓口を設置し、企業からの問い合わせに対応している。 続きを読む

育児・介護休業法が改正 4月1日から段階的に施行

従業員の仕事と育児・介護の両立支援のため、育児・介護休業法が改正され、来年4月1日から段階的に施行される。今回の改正で特に重要なのは、以下の3点である。 続きを読む

中小工場のセキュリティ確保へ 解説書で手順や事例紹介

経済産業省はこのほど、中小規模の製造事業者を対象に、工場のサイバーセキュリティ対策を支援するための解説書「工場セキュリティの重要性と始め方」を策定した。 続きを読む

成年後見制度利用促進に向け 基本方針への中間検証まとまる

令和7年3月、厚生労働省は「第二期成年後見制度利用促進基本計画」に関する中間検証の結果を公表した。これは令和4年度から8年度までの5年間で成年後見制度の活用を進めるための進捗確認であり、制度の見直しや現場の課題が整理されている。現在、法制審議会において制度改正の検討が進んでおり、将来的にはより柔軟で利用しやすい制度となる見通しだ。 続きを読む

Weeklyコラム 四つの条件

経営の三大要素として、よく「人・物・金」が挙げられ、最近はこれに「情報」が加わる。また、生活の三大要素には、従来から「衣・食・住」があるが、最近は「医療・レジャー・通信・交通等」のサービスが重要な位置を占めるようになった。 続きを読む

海外サーバ経由で同種サービス 属地主義緩和し特許権侵害に

被上告人が上告人に対し、特許権侵害を主張し、上告人の行為の差止め及び損害賠償を求めたもの。インターネットを通じて国外からファイルを送信し、国内外のサーバと端末を接続するシステムの構築が、日本の特許法第2条第3項第1号における「生産」に該当し、特許権を侵害するかが争われた。 続きを読む

対応が迫られるカスハラ問題 関係省庁が連携して防止対策

近年、顧客、取引先等からの著しい迷惑行為であるカスタマーハラスメントが問題化しており、その対策を強化する必要性が高まっている。政府は、関係省庁が密接に連携し、同ハラスメントの防止対策を総合的かつ効果的に推進するための関係省庁連携会議を設置した。 続きを読む

18日に海外赴任前セミナー オンライン形式で―日外協公表

一般社団法人・日本在外企業協会(日外協)は「【海外赴任前セミナー】海外での安全対策と健康管理は大丈夫ですか?」(会員・一般)を3月18日(火)にオンライン形式で行うとホームページ上で公表した。 続きを読む