タグ別アーカイブ: 東京商工リサーチ

企業倒産、昨年1万件超え 物価高・人手不足で11年ぶり

東京商工リサーチがこのほど発表した2024年の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は、前年比15.1%増の1万6件と、13年(1万855件)以来11年ぶりに1万件を上回った。物価高や人手不足に伴う人件費高騰などのコスト増が企業収益を圧迫し、幅広い業種で倒産件数が増えた。倒産件数は3年連続で前年を上回った。 続きを読む

業績に「マイナス」28.1% トランプ政権に関する企業調査

米国ではトランプ政権が近く発足する。東京商工リサーチが昨年12月に実施した「トランプ次期大統領に関するアンケート調査」結果によると、トランプ氏が米大統領に就任することで、業績面に「マイナス」と回答した日本企業は28.1%で、「プラス」と回答した企業(8.6%)を19.5ポイント上回った。 続きを読む

新聞販売店倒産、年間最多更新 部数減少や人手不足など

東京商工リサーチは「2024年1―10月の新聞販売店の倒産状況」を発表した。それによると、同期間の倒産は40件(前年同期22件)に達した。すでに6月で30件発生し、年間最多だった14年と19年の29件を抜き、8月以降も増勢が続き最多件数を更新している。 続きを読む

8割の企業、駐在員に注意喚起 中国で日本人男児殺害事件受け

今年9月、中国・深センで日本人学校に通う男児が襲われ、死亡した事件が日本企業に波紋を広げていることから、東京商工リサーチは「中国の日本人駐在員に関するアンケート調査」を実施、その結果を発表した。それによると、今回の事件を受け、「駐在員に注意を喚起した企業」は83%と、8割を超えていることが明らかになった。 続きを読む

10年ぶり5000件超 上半期倒産、物価・人件費高で

東京商工リサーチが発表した「2024年度上半期(4~9月)の企業倒産(負債額1000万円以上)調査」結果によると、件数は前年同期比17.8%増の5095件で、上半期として3年連続で増加した。 続きを読む

三セク鉄道の9割売り上げ増 23年度、6割は経常赤字

東京商工リサーチは「2023年度の第三セクター鉄道運営会社(三セク鉄道)61社の経営動向調査」結果を発表した。それによると、同年度の業績については、全体の9割に当たる55社が売り上げを伸ばしたが、6割の37社は経常赤字から抜け出せず、地域によって明暗を分けたことが明らかになった。 続きを読む

バーなどの倒産10年間で最多 今年上半期コロナ禍や物価高で

東京商工リサーチは2024年上半期(1-6月)の「バー、キャバクラ、スナック」の倒産(負債1000万円以上)調査結果を発表した。それによると、倒産件数は前年同期比161.1%増の47件で、過去10年間で最も多かった。 続きを読む

上半期の飲食業倒産過去最多 今年は初の1000件超えも

東京商工リサーチは「2024年上半期(1-6月)の飲食業の倒産調査」結果を発表した。それによると、同上半期の飲食業倒産(負債1000万円以上)は前年同期比16.2%増の493件で、上半期としては過去最多となった。このペースで推移すると、年間では初めて1000件を超える可能性が高まっている。 続きを読む

新設介護法人は3203社 5年連続で前年上回る

東京商工リサーチは2023年の新設老人福祉・介護事業者(新設介護法人)の調査結果を発表した。それによると、新設介護法人は前年比6.1%増の3203社で、5年連続で前年を上回った。一方、市場から退出した倒産は同14.6%減の122社、休廃業・解散は同3.0%増の510社だった。単純計算の純増数(新設法人から倒産と休廃業・解散の合計を引いた数)は2571社で、過去10年では14年(3340社)、15年(2729社)に次いで3番目に多かった。 続きを読む

新設法人数、過去最多更新 昨年15万3405社

東京商工リサーチは「2023年の全国新設法人動向調査」結果を発表した。それによると、23年に全国で新たに設立された法人は前年比7.8%増15万3405社で、08年に統計を開始以降、過去最多を更新。 続きを読む