カテゴリー別アーカイブ: 経営者向け

監査の信頼回復に向け会長通牒 会計士協会、監査提言集も公表

日本公認会計士協会は、東芝などの昨今の会計不祥事を踏まえ、会長通牒「公認会計士監査の信頼回復に向けた監査業務への取組」を公表した。 続きを読む

H28年度税制改正大綱(7) 移転価格税制のルール化明記

本改正では、移転価格税制に係る文書化制度についてBEPSプロジェクトに基づく以下のルールが明記された。1)国別報告事項:多国籍企業グループの最終親事業体は、事業を行う国ごとの収入金額、税引前当期利益の額、納税額等を税務署長に提供。2)マスタープラン:グループの構成事業体である法人は、グループの組織構造、事業の概要、財務状況等(事業概況報告事項)を税務署長に提供。3)ローカルファイル:各法人は独立企業間価格の算定に必要な書類を作成し、7年間保存する。 続きを読む

社長平均年齢59.2歳 東北地方で高齢化顕著

帝国データバンクは、昨年12月末時点で実施した全国社長の年齢と15年1年間における社長交代などを調査した結果を発表した。それによると、社長の平均年齢は59.2歳で過去最高を更新した。 続きを読む

海外展開の成功事例7社 業種特徴踏まえ紹介―中企庁

中小企業庁は、海外展開に成功している中小企業・小規模事業者の成功の秘訣をまとめた事例集を作成し、同庁のウェブサイト「ミラサポ」に掲載した。 続きを読む

Weeklyコラム 縁を大切にして商う

人生の大部分が人との縁によって決まるように、会社や商店の経営状況も人との縁がその首尾の良否を左右する。縁には人との縁の外、本との縁・場所との縁・物(商品)との縁等、無数にある。ここでは店舗とお客の縁づくりについて考えてみたい。 続きを読む

課税価格の計算は穴埋め方式で 未分割遺産巡る相続税―不服審

被相続人が残した預貯金等の未分割財産に対する課税価格の計算について、各共同相続人が自己の相続分に応じた価額相当分を取得したものとして計算する方法、すなわち積み上げ方式によるべきなのかどうかが争点の一つとなった事案で国税不服審判所は27年6月3日付で、各共同相続人が相続財産全体に対する自己の相続分に応じた価額相当分から、既に分割を受けた財産の価額を控除した残りの価額相当分を取得したものとして計算する方法、すなわち穴埋め方式とするべきだと裁決した。 続きを読む

事業者の4割超が赤字 訪問・通所介護―日本公庫調査

日本政策金融公庫総合研究所が訪問・通所介護事業を営む企業を対象に実施したアンケート調査で、(1)小規模な法人で赤字の割合が多い(2)介護報酬改定の影響は小規模な企業ほど大きい(3)人材の確保は、企業内のコミュニケーションと介護の質がカギとなる(4)3割が事業の拡大を検討している―ことがわかった。 続きを読む

従業員の不祥事と 解雇予告除外認定申請

従業員による横領事件が多発している。「横領」をキーワードにニュース検索をすれば一目瞭然だ。その額も数10万円のものから1億円を超えるものまで多種多様となっている。 続きを読む

「見える化」のモデル手法 観光地域経済―観光庁が公表

観光庁は観光地域経済「見える化」のモデル手法を公表した。全国5つの地域が観光地域づくりのベースとなる観光にかかわる基礎データの収集、分析等の手法(地域への入れ込み客数、消費額、経済波及効果など)について研究したものを、観光分野と統計分野の有識者の助言を得てまとめた。 続きを読む