カテゴリー別アーカイブ: 人事労務

中小企業、賃上げに前のめり 決定・予定が7割強―同友会

中小企業家同友会全国協議会の企業環境研究センターが3月に会員企業を対象に実施した2017年度の賃上げに関する調査で、「賃上げ実施を決定」、「賃上げ実施を予定」と回答した企業の割合が73.3%にのぼり、2年前の15年同期に行った前回調査で示された57.8%を15.5%ポイントも上回ったことがわかった。 続きを読む

減らない「いじめ・嫌がらせ」 総合労働相談5年連続トップに

厚生労働省は平成28年度個別労働紛争解決制度の施行状況を公表した。個別労働紛争解決制度は、労使間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、早期に解決を図るための制度だ。解決方法には、総合労働相談、労働局長による助言・指導、紛争調整委員会によるあっせんの3つの方法がある。 続きを読む

人手不足は変革の好機―同友会 サービス産業生産性革命を提言

経済同友会は「サービス産業生産性革命~ピンチ(人手不足)をチャンス(変革)に!~」と題する提言をまとめ発表した。提言は「『生産性革命』レベルの変革を起こさなければ(日本の)未来はない。『生産性革命』とともに、付加価値の追求により競争を勝ち抜かねばならない。そのためには経営者の意識そのものを大きく進化させなければならない」と呼びかけた。 続きを読む

イクメン企業とイクボス 厚生労働省募集開始

厚生労働省では、男性の育児休業取得を促進するイクメンプロジェクトの一環として、育児を積極的に行う男性=「イクメン」と、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職=「イクボス」を募集する。 続きを読む

配偶者控除の対象者見直し 3つの類型に留意

平成29年度税制改正では配偶者控除・配偶者特別控除の見直しが行われ、30年分以後の所得税について適用される。合計所得金額が1000万円を超える居住者には配偶者控除が適用できなくなり、改正前の「控除対象配偶者」は、新しく以下3つの範囲に分かれて定義されるため注意が必要である。 続きを読む

Weeklyコラム 接客は表情で決まる

なぜ、良い笑顔は好かれるのだろうか。笑顔は相手を受入れる表情であり、歓迎する気持ちを表している。商売であれば、愛嬌があるから好かれる。第一印象は顔の表情や動作によって大抵決まると言われる。 続きを読む

外国人材の活用方法の実際 施策含めセミナー-JETRO

ジェトロでは、内閣府等関係省庁と連携し、海外展開を目指す中堅・中小企業の外国人材の活用を支援するセミナーを開催する。日本の大学や専門学校、日本語学校等を卒業する留学生にどのようにアクセスするか、どのような人材として期待するのか、現状と課題、展望等の話から、採用のヒントを探る。 続きを読む

創出事例集を公開―経産省 兼業・副業を通じた新事業

経済産業省は「兼業・副業を通じた創業・新事業創出に関する研究会」を設置し、兼業・副業の実態や優良事例を把握、現状の課題や官民がなすべき政策的方向性を検討。これを踏まえ、兼業・副業を実践している働き手や容認している企業の創業・新事業創出の事例集を公開した。事例集で取り上げたのは個人の例が計12、企業の例が8。その一部を紹介すると― 続きを読む

平成28年労働災害発生状況 死傷者数前年比増に

厚生労働省は平成28年の労働災害発生状況を取りまとめた。資料によると、労働災害の死亡者数は928人(対前年比44人(4.5%)減)で、昨年、統計を取り始めて以来はじめて1,000人を割り込んだ流れが継続されていることがわかった。平成26年に1,057人だった死亡者は2年連続で減少となった。 続きを読む