帝国データバンクは「2023年8月時点での日本企業のロシア進出状況調査」結果を発表した。それによると、ウクライナ侵攻直前(22年2月時点)にロシアへの進出が判明していた国内上場企業168社のうち、8月21日までにロシア事業の停止や制限・撤退を発表・公開した企業は80社で、進出企業の約半数に上り、22年3月以降で最多を更新。このうち、ロシア事業から事実上の撤退、または撤退計画を明らかにした企業は30社で、全体の約2割に達した。 続きを読む
作成者別アーカイブ: JPBM STAFF 03
経営力再構築伴走型支援研修 4コースにて開催-中小機構
中小機構は、9月から令和5年度経営力再構築伴走型支援研修をライブオンラインで開催する。全体カリキュラムは4つのコース(スキルⅠ~Ⅳ)で構成されており、スキルⅠは「課題を見極める前提の情報整理・思考法」、スキルⅡは「課題設定に向けた対話型アプローチ」、スキルⅢは「経営者に対する組織開発支援」、スキルⅣは「職場新党に向けた組織開発支援」となっている。各スキル3時間×2日間(1週間の間隔あり)。 続きを読む
Weeklyコラム 大事と小事の選択
仕事をするうえで様々な課題やタスクに直面する。その中には大きな目標や重要な決断が含まれる一方で、些細な日常業務もある。優先順位のつけ方には、「重要度」と「緊急度」がある。商取引であれば、取引相手の規模・実績の大小、直ちに対処すべき事柄か否か等である。実際の運用は複雑だが、要は大事な事柄は先に行い、小さな事柄は後になる。 続きを読む
換価の猶予不許可処分 事業継続困難の判定を巡って
審査請求人が、E税務署長及び原処分庁に対し、新型コロナウイルス感染症の影響による売上の減少により、納税資金を捻出することが困難である(国税徴収法第152条《換価の猶予に係る分割納付、通知等》第1項)として換価の猶予の申請を行ったところ、原処分庁が、請求人は申請に係る国税等を一時に納付することができないとは認められないとして不許可処分を行ったことから、請求人がこれを不服としてその全部の取消しを求めた裁決事例。 続きを読む
AI技術を活用した 顧客価値創造へのデジタル化を
財務省広報誌「ファイナンス」8月号で、『デジタル人材確保に向けて』と題し、経済トレンドとしてコラムを掲載している。 続きを読む
医療機関サイバーセキュリティ 対策研修を階層別に実施
厚生労働省はこのほど、「医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト」(MIST)を通じて、令和5年度医療機関向けサイバーセキュリティ対策研修の受付を開始した。従来の(1)経営者向け研修(2)システム・セキュリティ管理者向け研修(3)初学者・医療従事者向け研修に加え、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストに基づいた立入検査に備える(4)導入研修-立入検査対策コースを新設。階層に分けて実施される。 続きを読む
想定を超える最低賃金引上げ 全国平均で時給1004円に
既報の通り、令和5年度の最低賃金を全国加重平均で41円(4.3%)引き上げ、1,002円とする目安がまとめられ、これにより全国平均で初めて1,000円の大台に乗ることとなった。 続きを読む
マンション政策検討会がまとめ 2つの「老い」に対応―国交省
国土交通省は、今後のマンション政策のあり方に関する検討会(座長・浅見泰司東京大学大学院教授)がとりまとめた内容を公表した。我が国では、建物の高経年化と居住者の高齢化という2つの「老い」が進行し、これに伴って様々な課題が顕在化している。こうした状況に対応するため、同研究会は管理・修繕の適正化や再生円滑化の観点から今後進めるべき政策について幅広く検討してきた。 続きを読む
財務報告に係る内部統制の監査 会計士協会が報告書を改正
日本公認会計士協会は8月4日、財務報告内部統制監査基準報告書第1号「財務報告に係る内部統制の監査」を改正し、公表した。企業会計審議会が4月7日に公表した「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(意見書)」を踏まえたものである。 続きを読む
障害者差別解消法改正に向け ポータルサイトに事例DB開設
内閣府が公開している「障害者の差別解消に向けた理解促進ポータルサイト」では今年度、「合理的配慮の提供」「不当な差別的取扱い」等の具体例を集約した「障害者の差別解消に関する事例データベース」を開設した。 続きを読む