いつの時代も、好機を捉えて繁盛店を作る人はよく見かけるが、残念ながら繁盛しているうちに撤退出来る人は少ないようだ。物事は順調に進んでいると感じた時が本当は撤退の好機と言われる。特に好運が予想以上に長く続いていると思ったら、根本的に反省してみる必要があろう。特定の人(会社)にずっと好運が続くということは絶対無いからである。商売や勝負事等においても勝ち続けている時が撤退の最も好機であり、兵法書や戦記物等によると有能な将軍や軍師は攻撃よりも退却が上手と言われる。しかし、順調な時に普通の人が素早く撤退することは非常に難しい。 続きを読む
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ベンチャー創造協議会設立 活性化への好循環作り-経産省
経済産業省は、既存企業とベンチャー企業の連携等を促進しベンチャー創造を活性化するため、「ベンチャー創造協議会」を9月24日に設立、伴ってカンファレンスを同日に開催する。同省では、平成26年4月に「ベンチャー有識者会議とりまとめ」で提言された「日本におけるベンチャー企業創出・発展に向けた環境の不整備」という課題解決のため、大企業・中堅企業とベンチャー企業の連携等を促進し、ベンチャー創造の好循環を生み出すため「ベンチャー創造協議会」の設立に至った。 続きを読む
厚生年金加入逃れ対策 現場は寝耳に水?
報道によると年金事務所は国税庁から企業情報を取得し、未加入企業への指導を強化する方針だ。また、加入していても賃金額の相違や加入義務のある従業員の未加入などについても指導を強めている。今年の算定基礎届提出時の調査は例年よりも多かったと指摘する社会保険労務士も多い。 続きを読む
消費税転嫁83%超実施 「理解が定着」-経産省調査
経済産業省はこのほど、消費税の転嫁状況に関する月次モニタリング調査のうち8月書面調査の結果を公表した。今回はアンケートを郵送した4万の事業者のうち、9,644者から回答を得た。 続きを読む
年金基金解散で会計処理が不明 引当計上時期が論点に
年金基金解散で会計処理が不明 引当計上時期が論点に
平成25年6月の厚生年金保険法の改正に伴い、会計上の取扱いで不明確な点が出てきている。その1つが「総合型厚生年金基金の特例解散における会計処理」だ。 続きを読む
相続財産に該当せず 家族名義の預貯金等で不服審
相続財産に該当せず 家族名義の預貯金等で不服審
被相続人が残した形となった家族名義の預貯金等が相続財産に当たるかどうかが争われた事案で国税不服審判所は、その管理状況、原資となった金員の出捐者および贈与の事実の有無等を総合的に勘案すると、被相続人に帰属する相続財産とは認められないと裁決。原処分庁が行った相続税の各更正処分および重加算税の各賦課決定処分について取り消しを求めた審査請求人(共同相続人)らの主張を全面的に認めた。裁定は25年12月10日付。 続きを読む
Weeklyコラム 下手は上手の手本
Weeklyコラム 下手は上手の手本
世阿弥著「風姿花伝」に、「上手は下手の手本、下手は上手の手本なりと工夫すべし」とある(野上豊一郎・西尾実校訂、岩波文庫)。知識経験や技能等が劣る者(下手)が、より上位の者(上手)を見習うべきは当然であるが、その反対もまた必要である。理由の一つは反面教師のような場合で、上手が下手の者を見て、同じ失敗をしないように気をつけることである。もう一つは上手の者は達者な技能に慢心して、弱点を意識することが難しいからである。 続きを読む
企業の1割超が海外志向 工場設置・移転先―帝国データ
企業の1割超が海外志向 工場設置・移転先―帝国データ
帝国データバンクは、新たな拠点や設備を整備する計画がある企業、もしくはそうする可能性がある企業2,946社を抽出し、投資を予定する施設や地域、金額、投資にあたって重視する条件について調査・集計した。その結果、検討地域は、工場では「海外」が149社、構成比12.1%で最も多かった。以下「愛知県」の90社、「埼玉県」の83社など製造業が集積する地域が上位を占めた。工場以外では、都市圏に意向が集中した。 続きを読む
推進フォーラムを開催―経産省 ヘルスケアビジネスを後押し
経済産業省は地方自治体のヘルスケア担当者等を対象とした「地域ヘルスケアビジネス推進フォーラム(仮称)」を全国で順次開催する。地域におけるヘルスケアビジネスの創出を後押しするのが目的。開催にあたっては厚生労働省や(株)地域経済活性化支援機構と連携する。まず24日に本省でキックオフ・フォーラムを開催する。 続きを読む
JPBM特別研修東京開催 最新の事業承継スキームを検証
9月9日(火)東京・中央大学駿河台記念館にて、JPBM事業承継特別研修が開催されました。第一部ではJPBM顧問の品川芳宣氏より、事業承継税制等の検討会における中間報告を中心に、事業承継関連税制の歴史的経緯から現状および平成27年1月からの緩和施策のポイント、今後の税制改正を踏まえた課題と争点を、随所に辛口批評も添えて纏めていただきました。第二部では、公認会計士・税理士の後宏治氏より板書を交え最近使われている事業承継スキーム11項目の具体的検証およびその潜在リスク等をコンパクトに纏めてお話いただきました。 続きを読む