カテゴリー別アーカイブ: 税務

当初から過少・無申告を意図 請求に理由なし―不服審が棄却

スポーツインストラクター(審査請求人)がF税務署長所属の職員の調査を受け、所得税等の修正申告・消費税等の期限後申告をし、税務署長が重加算税の賦課決定処分を行った。 続きを読む

海外取引での消費税不正還付等 調査を厳正化-法人税調査事績

既報にて令和元事務年度の法人税等の調査事績の概要を掲載したが、今回は主要な取組について詳細に取り上げる。 続きを読む

令和3年度税制改正大綱発表 ウイズコロナの経済再生軸に

10日、令和3年度与党税制改正大綱が発表された。コロナ感染症の緊急対策として本年4月に、通常の年度改正と切り離して税制の措置が決定されている。来年度もウイズコロナ・ポストコロナの経済再生が軸となっている。主な項目は以下の通り。 続きを読む

小規模宅地等の特例適用の可否 質疑応答例に新規掲載―国税庁

国税庁はHP上の「質疑応答事例」の相続税欄に「遺留分侵害額の請求に伴い取得した宅地に係る小規模宅地等の特例の適用の可否(元年7月1日以後に開始した相続)」を新規掲載した。 続きを読む

換金性なく、源泉徴収義務なし カフェテリアプラン―審判所

使用人に対する福利厚生の一環として「カフェテリアプラン」を導入した被合併法人E社が人間ドック等補助メニューに係る経済的利益について、給与等として課税されない経済的利益に当たると判断、源泉徴収義務なしの扱いをしてきた。 続きを読む

監査事務所名簿開示差止め請求 最高裁が原審に差戻し

日本公認会計士協会(上告人)による上場会社監査事務所名簿への登録が認められなかった旨を同協会のホームページに開示することは名誉棄損等に該当するとして公認会計士ら(被上告人)が開示の差止めを求めた裁判で、最高裁第二小法廷(草野耕一裁判長)は令和2年11月27日、公認会計士らの主張を認めた原審(東京高裁)の判断には明らかな法令違反があるとして原審に差し戻す判決を下した。 続きを読む

輸入仕入額、過大の証拠なし 重加算税賦課取り消し―不服審

審査請求人が輸入取引に係る仕入額について総勘定元帳に計上した額に基づいて法人税等の確定申告をしたところ、原処分庁が、真正な仕入額は請求人のM税関での申告価格であり、これを上回る金額は損金の額に算入できないなどとして、法人税等の各更正処分・重加算税の各賦課決定処分・青色申告承認取り消し処分を行った。 続きを読む

給与総額増加も平均給与減少 民間給与実態統計調査―国税庁

国税庁はこのほど、令和元年分の民間給与実態統計調査結果を公表した。事業所の源泉徴収義務者数は354万件(前年比0.1%増)で、給与所得者数は5,990万人(同1.3%増)であった。民間の事業所が支払った給与の総額は231兆6,046億円(同3.6%増)、源泉徴収された所得税額は11兆1,395億円(同0.7%増)で、給与総額に占める税額の割合は4.81%となった。 続きを読む

所得額・申告税額共大きく減少 法人税等申告事績―国税庁

国税庁は今般、令和元事務年度の法人税等の申告事績を公表した。申告件数は294万9千件(前年度比0.7%増)だったものの、申告所得金額の総額は8兆円減の65兆52億円(同11.4%減)、申告税額の総額は11兆5,546億円(同9.7%減)と、いずれも大きく減少した。 続きを読む