カテゴリー別アーカイブ: 税務

不動産売買契約中に相続発生 売主・買主の相続税-国税庁

国税庁は質疑応答事例として「相続開始時点で売買契約中であった不動産に係る相続税の課税」に関するやり取りを掲載した。 続きを読む

申告漏れ・追徴税額等増加に 所得・消費税調査状況―国税庁

国税庁はこのほど、令和3事務年度の所得税・消費税(個人事業者)の調査の状況を公表した。所得税の実地調査の件数は計3万1千(前事務年度2万4千)件、簡易な接触は56万8千(同47万8千)件。うち、31万7千(同27万9千)件で申告漏れ等の非違があった。 続きを読む

請求人と別の名義での土地売買 収入は請求人に帰属せず

請求人とは別の法人名義による土地売買取引等に係る収益が請求人に帰属するとして原処分庁が下した、法人税の青色申告の承認取消処分、法人税等及び消費税等の更正処分並びに源泉徴収に係る所得税等の納税告知処分等に対し、請求人が全部の取消しを求めた事案。審判所は、いずれの処分も取消した。令和4年1月12日裁決。 続きを読む

全国統一研修会検討課題発表 持分なし移行および宿泊業支援

11月22日(火)13:00から開催が予定されている第37回全国統一研修会の取り扱い検討課題が全国大会特設サイトに掲載されました。中小企業向けのテーマは「苦境に立つ地域宿泊業の事業承継および再生等の課題と対応ポイント」、医業経営支援については「医療法人(病院)の「持分なし法人」移行等の課題と対策ポイント」がテーマになります。 続きを読む

申告所得、税額とも二桁増加 法人税等申告課税事績

国税庁は先般、令和3事務年度の法人税等の申告(課税)事績を公表した。申告件数は307万件で、その申告所得金額の総額は過去最高の79兆4,790億円(前年度比13.3%増)、申告税額の総額は13兆9,232億円(同14.9%増)と、いずれも2年連続の増加。 続きを読む

改正法人税等会計基準が公表 法人税等の計上区分を見直し

企業会計基準委員会は10月28日、改正企業会計基準第27号「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を公表した。6月8日まで意見募集を行っていた公開草案からの大きな変更点はないが、寄せられたコメントを踏まえ、包括利益会計基準等の「税金費用」及び「税金費用の累計額」の用語については、使用せずに「法人税等の計上区分」とすることとなった。 続きを読む

R3年度民間給与実態統計調査 平均給与3年ぶり増加―国税庁

国税庁は先般、令和3年の民間給与実態統計調査の結果を発表した。民間の給与所得者数は、前年から微増の3万人増えて5,931万人。給与の総額は225兆4,195億円(前年比6兆2,141億円、2.8%増)となった。 続きを読む

ふるさと納税に係る経済的利益 返礼品調達価格を算定の基礎に

複数の地方公共団体にふるさと納税を行った請求人がそれぞれ送付を受けた各返礼品に係る経済的利益は一時所得に該当し、その価額は各団体による評価額を用いて算定されるとして行われた更正処分及び過少申告加算税の賦課決定処分。 続きを読む

広がる経営課題にどう対応する 実践的研修で提案力を磨こう

本年の全国提案力コンテストは、事前問題の提示により数日間の製作期間の中で、提案をまとめていただきます。出題テーマも、会員の多くのクライアントが直面する経営課題に沿ったもので、解決案が実務に役立ち易い設定を心がけました。 続きを読む

事業所得と雑所得の所得区分 判定基準を通達改正―国税庁

国税庁は今般「所得税基本通達の制定について」の一部を改正し、雑所得の範囲の明確化を図った。シェアリングエコノミー等「新分野の経済活動」を行う者が適正に申告する環境作りの一環として実施した。 続きを読む