納税者の負担軽減や電子化を図るため、今年度も各種要件が見直される。【優良電子帳簿の範囲の見直し】過少申告加算税の軽減措置の対象となる申告所得税及び法人税に係る優良な電子帳簿の範囲は、以下の通り。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 法改正
新たな公益法人制度の在り方 最終報告案を意見募集
内閣府は、「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議「最終報告(案)」」をまとめ、意見募集を行っている(受付締切:2023年5月17日)。 続きを読む
R5年度税制改正消費税(3) 登録申請手続き制度の見直し
インボイス制度については、事業者の準備状況にばらつきがあること等を踏まえ、登録申請手続きの柔軟化も図られる。 続きを読む
令和5年度税制改正消費税(2) 少額取引に係る負担軽減措置他
インボイス制度に関する経過措置としてはもう1つ、中小事業者の少額取引に係る事務負担の軽減措置が講じられる。仕入税額控除の適用に際して、インボイスの取得・保存は金額の多寡によらず必要とされ事務負担の増加が懸念されていた。そのため、以下の事業者が行う少額(1万円未満の課税仕入)の取引についてはインボイスの取得・保存を不要とし、一定の事項が記載された帳簿の保存を要件として仕入税額控除を認めることとした。 続きを読む
ミニマム課税で法人税法改正も 税効果は改正前の税法で算定
企業会計基準委員は3月31日、実務対応報告第44号「グローバル・ミニマム課税に対応する法人税法の改正に係る税効果会計の適用に関する当面の取扱い」を公表した。3月3日まで意見募集を行っていた公開草案からの内容面での変更はない。 続きを読む
R5年度税制改正消費税(1) 小規模事業者に係る8割控除
インボイス制度については、円滑な制度移行のためにさらなる措置が導入される。1つは、小規模事業者等に係る税額控除に関して講じられる経過措置(2割特例)。 続きを読む
R5年度税制改正国際課税 法人税引き下げに歯止め
2021年の国際協議でグローバル・ミニマム課税の創設が合意されたことを受け、今回の改正では所得合算ルールを導入し「各対象年度の国際最低課税額に対する法人税(仮)」として法制化。実効税率が15%を下回る国に進出するインセンティブが失われ、80年代以降の法人税の引き下げ競争に歯止めがかかると期待される。 続きを読む
早わかり、消費者契約法パンフ 消費者庁が改正点を告知
消費者庁はこのほど、パンフレット「知っていますか?消費者契約法」を公表した。通常、消費者契約は私人間の契約であるため、基本的には民法の規定全般が適用されるが、消費者保護の観点から、民法の特別法としてさらに民法を拡充した規定が設けられている。 続きを読む
R5年度税制改正法人税(6) 中小企業者へ軽減税率の延長等
雇用の7割を創出する中小企業で賃上げの機運を醸成していくため、その生産性の向上や経営基盤の強化が重要であるとの視点から、中小企業者等に係る軽減税率の特例を2年間延長する。(所得800万円以下の部分に適用される軽減税率15%) 続きを読む
金商法改正案が国会に提出 来年4月から四半期報告が廃止
四半期報告書を廃止する旨を盛り込んだ金融商品取引法等の一部を改正する法律案が3月14日に閣議決定され、通常国会に提出された。昨年12月27日に公表された金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」報告の内容を踏まえたものである。 続きを読む