カテゴリー別アーカイブ: 景況

今後のアジア経済見通し講演会 アジア開発銀行・ジェトロ共催

ジェトロ・アジア経済研究所はこのほど、アジア開発銀行との共催による特別講演会を開催する。イギリスのEU離脱決定、アメリカ新政権の発足、今後実施される欧州選挙の行方、不安定な中東情勢など、世情は不透明感を増している。そんな不確定要素の渦巻く世界情勢の下で、アジア諸国の動向等を、アジア開発銀行のエコノミストが経済見通しの報告およびアジアにおけるインフラ投資について解説。また、メコン地域の経済回廊をはじめとする道路インフラの経済効果について分かり易く解説する。概要は以下の通り。 続きを読む

物件特定不可・調査中が5割超 全国民泊実態調査-厚労省

厚生労働省はこのほど、実態が把握し切れていない「民泊」について全国横断的に実態調査を行った。民泊仲介サイトへの登録情報から集計(全国で15,127件)しなもの。 調査期間は平成28年10月~12月、調査結果の詳細は以下の通り。 続きを読む

主要市の地価、84地区で上昇 28年第4四半期―国交省調査

国土交通省が発表した28年第4四半期(28年10月1日~29年1月1日)の主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)によると、調査対象となった全国100地区の地価動向は、上昇が84地区となり、前回の82地区に比べ2地区増えた。横ばいが16地区(前回18地区)、下落が0地区(同0地区)。三大都市圏に加え、札幌、仙台、金沢、福岡でも比較的高い上昇が継続している。 続きを読む

預貸率、最大の落ち込み 114行、9月中間単独決算

東京商工リサーチの集計によると、全国の銀行114行の2016年9月中間単独決算ベースの預貸率は67.34%で、前年同期の67.98%を0.64ポイント下回り、調査を開始した11年以降で最大の落ち込み幅を記録した。16年2月のマイナス金利導入後も企業の投資意欲が高まらず、銀行は資金の運用先を探しあぐねているのが実情。企業の投資マインドが前向きに転じない限り、預貸率が上昇ラインを描くには時間が必要、と同社は予測した。 続きを読む

中小企業技術革新制度 特定補助金等指定事業を公表

中小企業庁はこのほど、中小企業技術革新制度(SBIR制度)において、平成28年度補正予算の特定補助金等として指定された事業を公表した。同制度は、中小企業による研究開発とその成果の事業化を一貫して支援する制度。研究開発のための補助金・委託費等を特定補助金等として指定し、指定された特定補助金等を受けて研究開発を行った中小企業者等が、その成果を事業化する際に、手厚い支援策を活用できる機会を設けている。今回の指定事業(概略)は以下の通り。 続きを読む

パート、調査開始以来の最高 27年度企業活動基本調査

経済産業省が行った27年度企業活動基本調査(速報)によると、1企業当たりのパートタイム従業者数は154人と前年度に比べ4.1%増加、15年度の調査開始以来の最高を更新した。正社員・正職員数も317人で1.6%増え、17年度に記録した過去最高(318人)に迫った。常時従業者数は501人で2.5%増だった。 続きを読む

個人消費活性化の企業意識調査 半数超が「悪い」-帝国データ

個人消費活性化に対する企業の見解について帝国データバンクが行った調査によると、現状の個人消費は、企業の51.9%が「悪い」と認識しており、早期回復を見込んでいる企業は1割未満という厳しい認識を持っていることが分かった。 続きを読む

新規開業企業、堅実に推移 日本公庫がパネル調査

日本政策金融公庫総合研究所が実施した新規開業パネル調査で、新規開業企業の業績が堅調に推移していることがわかった。平均月商をみると、2011年末に256.0万円だったものが毎年増加し、15年末には540.2万円と2倍超となった。黒字企業の割合も、11年末には55.4%だったが、15年末には78.5%に増えた。 続きを読む

中期的有望国、1位はインド 海外事業展開調査―国際協力銀

国際協力銀行が実施した製造業企業の海外事業展開の動向に関するアンケート調査によると、展開先として中期的有望国はインドが3年連続で1位となった(得票率5割弱)。理由として最も多く挙げられた項目は現地マーケットの成長性。中国が2位を維持、得票率は4割強に上昇。前回、中国と同率2位のインドネシアは3位に後退した。各販売市場における自社の競合先は、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場では日系企業、インド・北米・EU15・ブラジル市場では欧米系企業、中国市場では中国企業という結果となった。 続きを読む

正社員として雇用企業が6割 外国人材の活用―日本公庫

日本政策金融公庫総合研究所が実施した外国人材の活用に関するアンケート調査で、▽外国人を雇用する企業のうち、正社員として雇用する企業が6割に上る▽外国人正社員は高学歴で、難易度の高い仕事を担当している▽外国人従業員は正社員、非正社員とも低賃金ではない▽業績好調な企業が外国人を雇用している―などがわかった。 続きを読む