経済産業省は、中小企業等における健康経営の普及促進に向け、今秋、全国8カ所で健康経営実践促進セミナーを開催する。セミナーでは全国の優良事例とされている企業の実践事例や、今秋運用を開始する予定の「健康経営優良法人認定制度」の紹介など、健康経営に取り組むためのノウハウや支援策等について説明する。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 専門家向け
9月から医療法人の分割可能に 単独法人の新設分割は非適格
平成27年の医療法改正に伴い、28年9月から医療法人の分割が可能となる。現行では病院等の分割は認められておらず、事業譲渡では、病院の廃止届や新規の開設許可、債権者の個別承諾などの手続きを必要とした。今回の改正で会社法の会社分割と同様のスキームを医療法人でも認めることとなり、組織再編税制の共同で事業を営む場合の適格要件を満たせば適格分割になる。 続きを読む
平成28年度「グッドキャリア 企業アワード」募集開始
従業員のキャリア形成は、本人の生涯労働における重要性はもとより、企業にとっても大きな意味を持つ。就労年数を重ねながらキャリアを積み、企業のより一層の生産性向上や産業構造の変化にも対応可能な人材に育ってもらう必要があるからだ。 続きを読む
監査法人のガバナンス・コード 金融庁が年内にも策定へ
金融庁に設置された「監査法人のガバナンス・コードに関する有識者検討会」の1回目の会合がこのほど開催され、監査法人のガバナンス・コード策定の検討に入った。年内にも公表する予定だ。 続きを読む
Weeklyコラム 相手の顔色を見る
人間関係においては、相手の顔色を見て行動したり話したりすることが大事である。念の為、これは相手の機嫌をうかがって何でも迎合するという意味ではない。例えば、販売店や飲食店等の接客開始のタイミングは、お客の顔色を見ることによって捉えられる。「この商品に興味があるので、試着したい」「注文したいメニューが決まったので来てもらいたい」等は、お客の顔色を見ることによってわかる。 続きを読む
事実の仮想とまでは言えない 原処分庁の認定を否定―不服審
被相続人が各同族会社に対する債権を放棄していないのに、各同族会社の経営者である請求人が、債権放棄があったとする経理処理をした上で相続財産からこれら債権を除外して相続税の申告をしたとして原処分庁が重加算税を賦課したのに対し、請求人が審理を申し立てた事案で国税不服審判所は27年10月1日付で、上記債権の一部は被相続人が実際に債権放棄をした可能性が認められるとして原処分庁の事実認定を否定、重加算税の賦課決定処分を一部取り消す旨裁決した。 続きを読む
導入は35年秋に延期すべし インボイス方式―日税連が意見
日本税理士会連合会は7月の正副会長会で、「適格請求書等(いわゆるインボイス方式)保存方式の導入延期に関する意見」を決定した。意見は導入時期について、少なくとも当初予定されていた4年間の経過期間を経た平成35年10月に延期すべきだとし、消費税率引き上げ延期のための法改正ではこの点も明記する必要があるとした。また、導入までの間に引き続き中小事業者の経理処理の実態把握に努め、より負担の少ない制度を検討すべきだと呼びかけた。 続きを読む
修正国際基準の第2弾が公表 公正価値ヘッジ等を修正
企業会計基準委員会は7月25日、改正「修正国際基準(国際会計基準と企業会計基準委員会による修正会計基準によって構成される会計基準)」(JMIS)を公表した。公表日以後開始する連結会計年度から適用される。 続きを読む
平成27年度租税滞納状況 引き続き低水準で推移―国税庁
国税庁は先般、平成27年度の租税滞納状況をとりまとめた。滞納の未然防止及び整理促進に努めた結果、27年度末における滞納整理中のものの額(滞納残高)は17年連続減少して9,774億円で、ピーク時であった平成10年度、2兆8,149億円の34.7%となった。滞納残高は、前期の滞納残高と新規発生滞納額の計から整理済額を差し引いた額。 続きを読む
12カ国・地域のバイヤーが 東京等3都市で商談会
JETROは、8月18日、19日東京で開催される国産農産物の展示商談会「アグリフードEXPO東京」、および水産物専門見本市である「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に合わせて、海外バイヤーと、日本の農水産物・食品の海外販路開拓に意欲のある国内事業者との食品輸出商談会を開催している。日本側事業者、海外バイヤー双方の要望や関心事項等を踏まえて事前に商談相手のマッチングをした結果、全国30都道府県から104社・団体の食品加工業者、生産者、貿易会社・商社等が本商談会に参加し、計180件の商談になる。