カテゴリー別アーカイブ: 人事労務

最低賃金引上げ議論 今年の上げ幅はどうなる?

ここ数年、最低賃金の引上げは生活保護費とセットで議論されることが多かった。いわゆる逆転現象を改善しなければならないという論調により、最低賃金を引き上げようとする動きが強くなっていた。 続きを読む

協会けんぽの財政改善 保険料率の行方は?

春の恒例行事となりつつあった協会けんぽの保険料率引上げ。今年は全国平均で据え置きの上、介護保険料率が引下げという予想外の展開になった。 続きを読む

重要度が高まる高齢労働者 働くシニアの実態は?

少子高齢化が進む日本においては、若年労働者の不足からくる構造的な労働力不足が予想されている。年金支給開始年齢の引上げ、改正高齢者雇用安定法の施行など、シニア世代の就労を進めようという風潮は年々高まっていると言える。 続きを読む

Weeklyコラム あたり前に働くしくみ

人が仕事をしていく上で一番大事なことは、仕事人としての一般常識を守って、為すべきことをあたり前に実行することではなかろうか。古人は、「眼横鼻直」(がんのうびちょくと読む。眼は横に鼻は縦に付いている。物事はあるがままにあたり前に行うこと。道元禅師の言葉)、「柳は緑、花は紅」等の言葉で教えている。 続きを読む

見えてきた傾向 定時決定時調査

ここ数年、年金事務所の社会保険未適用企業への指導及び加入義務のある未加入従業員の削減活動に拍車がかかっている。思わぬウィルス感染という落ち度はあったものの、それに怯むこともなく今年も昨年同様、企業への呼出し調査を行っている。 続きを読む

イクメン、イクボス企業 アワード2015募集開始

昨今、マタハラ防止策を相次いで打ち出すなど、厚生労働省では育児や子育てと仕事の両立を図ろうとする動きを強めている。プラチナくるみんなどもその一環だ。 続きを読む

質量両面での人材不足が課題 15年版中小企業白書(2)

2015年版中小企業白書の「第2部・中小企業・小規模事業者のさらなる飛躍」は(1)イノベーション(2)販路開拓(3)人材―で構成される。この中で浮き上がってくるのが、中小企業・小規模事業者における質・量両面での人材不足。 続きを読む

企業イメージ向上へ パートタイム活躍推進企業

厚生労働省はパートタイム労働者がいきいきと働くことができる職場環境の整備を進めていくために、パートタイム労働者の活躍推進に取り組む企業を表彰する制度を導入した。積極的な取組を行っている企業の優れた事例を公表し、パートタイム労働者を雇用する他の企業でもそのような取組を進めるように促したい考えだ。 続きを読む

くるみんの進化系 プラチナくるみん認定制度

厚生労働省では、次世代育成支援対策推進法に基づき行動計画を策定した企業のうち、行動計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業に対して、その申請に基づきくるみん認定を行っている。この認定を受けた企業は、自社のホームページや名刺にくるみんマークを使用することができ、子育てサポート企業であることのアピールができるようになる。 続きを読む

ITによる健康状況記録と 統計管理で生産性向上を図る

健康状態は、業務の生産性に大きな影響を与える。インフルエンザは法的に休暇が義務付けられ、感染防止の措置が取られる。これは企業にとっては生産性をより低下させないための対策と考えるべきである。同様に、一般的に生じる風邪症状でも、本人及び周囲の人に少なからず悪影響を与える。ドライバーチェックのアプリも利用される昨今、企業は業務効率に関わる風邪について正確に把握する管理手法を用いることも一考に値する。 続きを読む