タグ別アーカイブ: 中央最低賃金審議会

気になる最低賃金引上げの行方 月末の目安公表へ議論本格化

厚生労働省の中央最低賃金審議会は、先月から令和5年度の最低賃金の引上げについての議論を開始している。政府は現在の全国平均時給961円を1千円に引き上げたい意向を表明。審議会を構成する労使の代表らは、物価高騰を反映させて調整する見通しであるため、上げ幅は過去最大となり、時給1千円に到達する可能性が高いとされている。 続きを読む

最低賃金引上げ決着 経営的には大きな課題に

厚生労働省の中央最低賃金審議会2016年度の地域別最低賃金の目安を決めた。安倍首相が経済財政諮問会議において示した3%(24円)の引上げとなり、最低賃金引上げ額の目安を時給で提示するようになった2002年以降、最高の引上げ幅となった。各企業では最終的に確定する最低賃金額を順守せざるを得ず、現在、パートやアルバイトの時給を最低賃金としている企業では3%程度の引上げを行う必要がある。 続きを読む