カテゴリー別アーカイブ: 資金調達

中小企業再生支援スキーム改訂 税制特例の適用期限延長に対応

中小企業庁は、「事業再生ファンドに係る企業再生税制の特例」および「経営者の私財提供に係る譲渡所得の非課税措置の特例」の適用期限がともに平成31年3月末までに延長されたのを受けて、中小企業再生支援スキームを改訂、その内容を公表した。税制の特例措置が創設される場合、同庁では規定の追加・改訂等行うが、今回の改訂の具体的な内容は次の通り。 続きを読む

事実の仮想とまでは言えない 原処分庁の認定を否定―不服審

被相続人が各同族会社に対する債権を放棄していないのに、各同族会社の経営者である請求人が、債権放棄があったとする経理処理をした上で相続財産からこれら債権を除外して相続税の申告をしたとして原処分庁が重加算税を賦課したのに対し、請求人が審理を申し立てた事案で国税不服審判所は27年10月1日付で、上記債権の一部は被相続人が実際に債権放棄をした可能性が認められるとして原処分庁の事実認定を否定、重加算税の賦課決定処分を一部取り消す旨裁決した。 続きを読む

中小企業等への特定補助金等 交付の方針を閣議決定-経産省

中小企業技術革新制度における「平成28年度中小企業・小規模事業者等に対する特定補助金等の交付の方針」が閣議決定された。この制度は、研究開発予算の中小企業・小規模事業者等への支出拡大及び研究開発成果の事業化支援のためのもの。具体的には(1)国等(関係府省及び独立行政法人等)の研究開発予算の中小企業・小規模事業者等向け支出目標額(2)中小企業・小規模事業者等が特定補助金を利用して開発した技術を事業化する際の支援措置等。 続きを読む

下請代金で955社に改善指導 27年度―中小企業庁取締まり

中小企業庁は27年度の下請代金支払遅延等防止法(下請代金法)の執行状況について調査した結果をまとめ公表した。それによると、親・下請け事業者合わせて約20万社に対し書面調査を行い、違反の恐れのある親事業者1,053社に立ち入り検査等を実施。このうち955社に対して改善指導を行った。 続きを読む

ものづくり等支援補助金 2次公募8月24日まで

中小企業庁は、平成27年度補正予算「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」の2次公募を平成28年8月24日(水)まで行う。採択予定件数は全国で概ね100件程度を予定している。10月中を目途に採択を行う予定。補助事業実施期間は、交付決定日(概ね平成28年11月中旬)から平成28年12月31日(土)まで。 この期間において、発注、納入、検収、支払等のすべての事業手続きが完了することが必要となる。 続きを読む

返済猶予後倒産、3年ぶり増加 2016年上半期―帝国データ

帝国データバンクの調査によると、2016年上半期に判明した「返済猶予後倒産」の件数は194件で、前年同期比1.0%微増した。中小企業金融円滑化法の終了に伴い、暫定的リスケジュールを受けた企業が返済猶予期限を迎える中、前年同期比で3年ぶりに増えた。 続きを読む

経営力向上計画の事業分野別 申請書提出先明確化-中企庁

今月1日の中小企業等経営強化法施行を受け、中小企業庁は以下の通り経営力向上計画の事業分野別の提出先を発表した。 続きを読む

株式公開買い付け価格にすべし 原決定破棄―取得価格で最高裁

抗告人による全部取得条項付き種類株式の取得に反対した抗告人の株主である相手方らが、会社法172条1項(26年法律第90号による改正前のもの)に基づき、全部取得条項付き種類株式の取得の価格の決定の申し立てをした事案で最高裁第一小法廷は、1株13万0,206円とした原決定を破棄、原々決定を取り消し、抗告人側が提示した公開買い付け価格である同12万3,000円とすると判決した。原審は、取得日までの市場全体の株価の動向を考慮した補正をするなどして算定すべきで、公開買い付け価格の採用はできないとした。 続きを読む

地域間連携支援事例と参加募集 全国大会特別企画にて案内

来る7月22日(金)のJPBM創立30周年記念大会「特別企画」において、2部構成の第一部で「農業の持続可能な事業モデル移行への取り組み~地元の価値が地域を超える!食のネットワーク化取り組み事例~」をテーマにパネルディスカッションを行います。少量生産の農業生産者と大規模生産法人といった異なる2つの事業者の持続可能な事業モデルと、地域間連携ネットワークの活用を紹介します。 続きを読む

創業・新事業企業に必要性高い 信用保証調査で判明―日本公庫

日本政策金融公庫が信用保証に関する金融機関アンケート調査の一環として行った特別調査「中小企業のライフステージに応じた取り組み等について」で、ライフステージ別にみると、「創業・新事業開拓を目指す企業」が信用保証の必要性が高く、「成長段階におけるさらなる飛躍が見込まれる企業」にはプロパー貸出を推進している金融機関が多いことがわかった。 続きを読む