カテゴリー別アーカイブ: 専門家向け

税務署の内部事務のセンター化 改めて理解・協力を呼びかけ

国税庁では、税務署における内部事務(申告書の入力処理、申告内容についての照会文書の発送など)の効率化・高度化を図るとともに、納税者利便の向上や外部事務(調査・徴収事務)の充実・高度化を目指し、令和3年7月から一部の税務署を対象に、複数の税務署の内部事務を専担部署(業務センター)で集約処理する「内部事務のセンター化」を実施しているが、今回改めて納税者や税理士に協力を呼び掛けている。 続きを読む

個別労働紛争解決制度施行状況「いじめ・嫌がらせ」最多

厚生労働省は令和4年度個別労働紛争解決制度施行状況を公表した。総合労働相談件数は124万8,368件(対前年度比0.5%増)となり、15年連続で100万件超えとなった。助言・指導申出は5.9%減、あっせん申請は7.1%減となり、前年度同様減少している。 続きを読む

未来に希望持てるビジョン必要 首相、国土計画案の報告受ける

岸田文雄首相は、国土交通省の国土審議会から国土形成画(全国計画)案について、報告を受けた。同計画案は、未曽有の人口減少や少子高齢化の加速、巨大災害リスクの切迫などを背景に、日本の国土は「時代の重大な岐路に立っている」と強調。その上で、豊かな自然や文化を有する多彩な地域からなる国土を次世代に引き継ぐための「未来に希望を持てる国土の将来ビジョンが必要」と指摘している。 続きを読む

内部統制府令が公布 訂正報告書に経緯や理由を開示

内部統制基準・実施基準の改訂を踏まえた「財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(内閣府令第57号)が6月30日に公布された。 続きを読む

延長期間中の確定給付企業年金選択一時金の退職所得該当性

就業規則を改正し定年年齢を満60歳から満65歳まで延長した企業が、規則の改正前に入社した従業員について、規約型確定給付企業年金規約に基づく退職金制度(DB制度)における老齢給付金の支給を退職の日の属する月まで繰り下げた場合において、退職の日より前に裁定の請求をし
てその全部または一部を受け取る老齢給付金(DB一時金)は、以下のいずれも退職所得として取り扱って差し支えないか、文書で事前照会した。 続きを読む

7月20日会員意見交換会 (株)フォーバル役員交え検討

7月20日(木)定時社員総会終了後の15:55~17:00において、恒例の会員意見交換会が開催されます。今回は専門家事務所および主な顧客である中小企業にとって差し迫った課題となる、「デジタル化」の対応について検討します。 続きを読む

旅館・ホテルの6割「増収」 インバウンドで業績急回復

帝国データバンクは「旅館・ホテル業界の動向調査」結果を発表した。それによると、過去1年間に同社が調査した全国の旅館・ホテル業界のうち、直近の業況が判明した約800社を集計した結果、23年4月時点で61%の企業が「増収基調」であることが分かった。 続きを読む

懲戒免職に伴う退職金不支給 司法は裁量権の違法性のみ判断

上告人の公立学校教員であった被上告人が、酒気帯び運転を理由とする懲戒免職処分を受けたことに伴い、職員の退職手当に関する条例12条1項1号の規定により、宮城県教育委員会から、退職手当等の全部不支給処分を受けたため、上告人を相手に、上記各処分の取消しを求める事案。 続きを読む

令和5年分路線価発表-国税庁 主要都市の上昇地点が倍増

国税庁はこのほど、令和5年分の路線価図等を公表した。評価基準額の対前年変動率全国平均値が2年連続で上昇し、かつ上昇率も1.5%と回復基調を示した。 続きを読む

第29回経営データ活用検討会 伴走型支援の出口ノウハウ

経済産業省は先月、成長に向けて挑戦する中小企業を応援する5つの報告書・ガイドラインを公表しました。その中のひとつとして、「経営力再構築伴走支援ガイドライン」が中小企業庁・中小企業基盤整備機構の連名にて発表されています。アフターコロナを視野に、資金支援にとどまらない、経営者の理解と腹落ちを前提としたトータルな経営支援を伴走型支援として、支援者(専門家、支援機関、金融機関等)サイドにその実践を呼びかけています。 続きを読む