カテゴリー別アーカイブ: 判例

示談をもって上告人に対抗不能 仮差し押え債務者―原判決棄却

強盗致傷事件の被害に遭った上告人が犯人らに対して損害賠償を請求。これに絡み、事件後に犯人の父を自動車運転中に死亡させ、自賠責保険金を取得した被上告人を第三債務者として損害賠償を請求。 続きを読む

主幹事への免責なし―粉飾上場 原判決棄却、差し戻す―最高裁

東証マザーズに上場された半導体製造装置メーカー「エフオーアイ」株式を取得した者等である上告人らが、会社が上場にあたり提出した有価証券届出書に架空売り上げ計上による虚偽記載があったなどと主張、 続きを読む

消滅時効中断の効力ある 充当対象無指定の弁済―最高裁

父から3回計953万5千円を借りた長男が父の生前、弁済を充当すべき債務を指定することなく78万7,029円を弁済した。父の死後、三女がこれら貸し付けに係る債権を相続。 続きを読む

監査事務所名簿開示差止め請求 最高裁が原審に差戻し

日本公認会計士協会(上告人)による上場会社監査事務所名簿への登録が認められなかった旨を同協会のホームページに開示することは名誉棄損等に該当するとして公認会計士ら(被上告人)が開示の差止めを求めた裁判で、最高裁第二小法廷(草野耕一裁判長)は令和2年11月27日、公認会計士らの主張を認めた原審(東京高裁)の判断には明らかな法令違反があるとして原審に差し戻す判決を下した。 続きを読む

労働条件の相違、不合理に該当第1審被告の上告棄却―最高裁

第1審被告(日本郵便)と期間の定めのある労働契約を締結し勤務していた時給制契約社員または月給制契約社員だった第1審原告らが、期間の定めのない労働契約を締結している労働者と原告らとの間で年末年始勤務手当、祝日給、扶養手当、夏期冬期休暇等に相違があったことは労働契約法20条(改正前)に違反すると主張して、被告に対し不法行為に基づき相違に係る損害賠償を求めるなどの請求をする事案で最高裁第一小法廷は被告の上告を棄却した。 続きを読む

有給・無給の相違は「不合理」 私傷病による病気休暇―最高裁

第1審被告(日本郵便)と期間の定めのある労働契約を締結し勤務している時給制契約社員である第1審原告らが、期間の定めのない労働契約を締結している労働者と原告らとの間で、年末年始勤務手当、病気休暇、夏期冬期休暇等に相違があったのは労働契約法20条(改正前)に違反すると主張して被告に対し、不法行為に基づき相違に係る損害賠償を求めた。 続きを読む

法20条にいう不合理に該当 夏期冬期休暇の不付与―最高裁

上告人(日本郵便)と期間の定めのある労働契約を締結し勤務した時給制契約社員である被上告人が、期間の定めのない契約を締結している労働者と被上告人との間で夏期休暇と冬期休暇等に相違があったことは労働契約法20条(改正前)に違反すると主張、 続きを読む

会計士協会が会費請求で裁判 監査法人元社員に支払い命じる

日本公認会計士協会(原告)の業務会費をめぐる裁判で、東京地方裁判所(内藤和道裁判官)は令和2年5月22日、同協会が会員であった監査法人(解散)の元社員(被告)に対して賦課する会費請求権は商行為に属する法律行為から生じたものと解することはできないと判断し、会費請求権について消滅時効は成立していないことから監査法人の元社員に対して会費(184万円)等の支払いを命じる判決を下した。 続きを読む

20条にいう不合理に該当せず 退職金等の相違―最高裁判決

第1審被告(東京メトロ)と期間の定めのある労働契約を締結しメトロの駅構内の売店で販売業務に従事していた第1審原告らが、第1審被告と期間の定めのない労働契約を締結している労働者のうち、 続きを読む

「不合理」とまでは言えない 正職員との賞与等相違―最高裁

第1審被告(大阪の学校法人)と期間の定めのある労働契約を締結し勤務していた第1審原告が、期間の定めのない契約を締結している正職員との間で賞与、業務外の疾病による欠勤中の賃金等に相違があったことは労働契約法20条(改正前)に違反するとして、 続きを読む