今年度の労働保険の年度更新 厚労省が計算支援ツール公開

年度の途中で雇用保険料率が変更となった関係で、今年度の労働保険料の申告は通常よりも複雑化している。上半期と下半期で保険料率が異なるため、雇用保険料の計算にあたっては上半期と下半期でそれぞれ集計せざるを得ず、通期で計算が可能だった前年度より煩雑になる。 続きを読む

中長期成長へ戦略と経営者着目 23年版中小企業白書―経産省

経済産業省・中小企業庁は、2023年版の中小企業白書および小規模企業白書を取りまとめた。足もとの新型コロナ感染や物価高騰、深刻な人手不足など、中小企業・小規模事業者を取り巻く環境が引き続き厳しい中、企業の中長期的な成長に向け、競合他社と異なる価値を創造するための戦略」と、構想と実行の核である「経営者」に着目。価格転嫁に加えGX(グリーントランスフォーメーション)といった構造変化も新たな挑戦の機会と捉えた投資の拡大等に取り組み、生産性向上や賃上げを促進していくことが重要と指摘した。 続きを読む

改正リース会計基準案が公表 すべてのリースを資産計上へ

企業会計基準委員会(ASBJ)は5月2日、企業会計基準公開草案第73号「リースに関する会計基準(案)」等を公表した(8月4日まで意見募集)。 続きを読む

R5年度税制改正納税環境整備 電子帳簿保存制度見直し(1)

納税者の負担軽減や電子化を図るため、今年度も各種要件が見直される。【優良電子帳簿の範囲の見直し】過少申告加算税の軽減措置の対象となる申告所得税及び法人税に係る優良な電子帳簿の範囲は、以下の通り。 続きを読む

社内会議「対面実施」が6割超 社外会議「ハイブリッド」半数

帝国データバンクは、「社内外会議に関する企業の実態調査」結果を発表した。それによると、社内会議の実施方法については、「主に対面で実施」と回答した企業が61.8%で最も多く、「主にハイブリッド(対面とオンラインが混在)で実施」は26.3%、「主にオンラインで実施」は6.3%。社内会議の実施方法を企業規模別に見ると、「主に対面で実施」では、大企業が35.3%、中小企業が66.7%、うち小規模企業が75.0%で、企業規模が小さくなるほど対面での会議の実施割合が高い。 続きを読む

新たな公益法人制度の在り方 最終報告案を意見募集

内閣府は、「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議「最終報告(案)」」をまとめ、意見募集を行っている(受付締切:2023年5月17日)。 続きを読む

女性登用は加速化するか 女性版骨太の方針2023

少子高齢化に伴う労働力不足が懸念され続けているが、これまでその解決策として決定的な施策がないというのが現実だろう。高齢者の就業年齢を引き上げて戦力化する、リスキリングにより社内失業者を発生させない、就労可能な女性の戦力化など、アイディアはあるものの、有効に機能しているかとなると疑問が残る。実際、各企業の労働力不足懸念は払拭されていない。 続きを読む

Weeklyコラム 定年後、特技を活かす

勤め人が定年後を見据えて準備するよくある例である。何か国家資格を取れば、再就職や独立開業の武器になると考えて勉強を始める。定年後、ぜひやりたい仕事であれば、現在の仕事と関係が無くても良いと思う。 続きを読む

GW期間、6割の企業5連休 中小企業の2割4連休以下

東京商工リサーチは2023年の「企業のゴールデンウィーク(GW)連休期間」調査を実施、その結果をまとめた。それによると、最も多かったのは5月3日から7日までの5連休で60.6%だった。 続きを読む

企業会計審議会が会計部会設置 IFRS適用を巡り意見交換へ

企業会計審議会(会長:徳賀芳弘京都先端科学大学副学長/京都大学名誉教授)は、今後、会計部会を開催し、国際会計基準への対応についての意見交換を行う方針だ。 続きを読む