個人情報漏えい事故、昨年最多 漏えい人数は前年の7倍

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東京商工リサーチは2023年に上場企業とその子会社が公表した個人情報の漏えい・紛失事故は前年比6.0%増の175件だったと発表した。事故件数は調査開始した12年以降では最も多く、同件数の累計は1265件に達した。漏えいした個人情報は大型の事故が相次ぎ、前年の約7倍の4090万8718人分と大幅に増加、14年(3615万1467人分)を上回り、最多を更新した。

漏えい・紛失した可能性のある個人情報は累計1億6662万人分に達し、日本の人口を優に超えた。情報漏えい・紛失事故の175件のうち、原因別では「ウイルス感染・不正アクセス」の93件が最多で、半数以上を占めた。次いで、「誤表示・誤送信」が43件、情報の不正利用や持ち出しにより情報漏えいした「不正持ち出し・盗難」が24件、「紛失・誤廃棄」が15件と続く。原因となった媒体別では「社内システム・サーバー」が125件で最も多く、全体の7割を占めた。以下、「パソコン」が24件、「書類・紙媒体」が20件などの順。

産業別では、最多は製造業の44社で約3割を占めた。次いで、情報・通信業(25社)、サービス業(23社)、小売業(14社)、卸売業と金融・保険業(各12社)、運輸業(9社)が続く。

■参考:東京商工リサーチ|2023年「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査 ~|

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198311_1527.html