「天の時は地の利に如(し)かず、地の利は人の和に如(し)かず」(内野熊一郎著『孟子』明治書院発行[新書漢文大系]等を参照)。これは『孟子』にある言葉であるが(「天の時」は天地自然の現象、「地の利」は土地・道路・山河等の状態)、要は何事も人の和(民心の和合)が最も大切ということである。
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Weeklyコラム 選ばれるお店の条件
人の行動は選ぶこと(選ばれること)の連続だと言われる。就職する会社を選ぶ、投資する株を選ぶ、付き合う友達を選ぶ‥挙げたら切りが無い。同じく、買物をするお店や利用する美容院・クリーニング店・旅館等もお客の選択によって決まる。
Weeklyコラム 営業成績と決め台詞(ぜりふ)
営業の世界でよく言われる言葉に、「営業はNOと言われた時から始まる」がある。単純に考えると、お客から断られても簡単に諦めるなという意味に捉えるかもしれない。しかしこれは違う。 続きを読む
Weeklyコラム 店の外観と意外性
店の外観を見てお客が店に入るかどうかの重要ポイントは、店の業種業態を表していること、買物をする目的と合っていること、店に入りやすいこと等がある。店の外観とは、建物の形状、看板のデザイン、店のロゴ、入口の大きさ、外から見える売場の割合(開放度と言う)等である。 続きを読む
Weeklyコラム 仕事の能率的時間帯
朝の仕事は一般に何から始めることが能率的か。おそらく、特に経営者や管理者は優先的に着手すべき仕事の理想像と現実の違いに悩んでいるのではなかろうか。 続きを読む
Weeklyコラム 買物する人の立地環境
商店や会社を創業する人は、立地条件の選定を重視する。ところが、通常の人は家を新築(購入)する時や転居の際に、買物やサービスの利便性を表す「買物の立地条件」をあまり深く考えていないようだ。 続きを読む
Weeklyコラム 訪日外国人客の増加と効用
日本政府観光局(JNTO)が、このほど発表した今年1~11月の訪日外国人客数は、前年同月比約28%増の約1,218万人だったと言う。H26年1年間の訪日外国人客数は1,300万人を上回るであろう。 続きを読む
Weeklyコラム 将来に余財を残す倹約経営
居酒屋に居た時、隣のテーブルに居た中小企業経営者らしき人がこんな会話をしていた。「今度、経費に出来る交際費の枠が広がって、使った方が税金の得になるそうだ。枠を気にしなくて良いから助かるよ」 続きを読む
Weeklyコラム 「利便性」で生き残る小規模店
「1本100円の大根と1本120円の大根、どちらを買うか」例えば、120円の大根は近くの八百屋で、100円の大根は3km離れたスーパーで売っているとしたらどうか。 続きを読む
Weeklyコラム 商店街今昔の感
以前、「商店街の幸(さいわ)い」と言う文句を作ったことがある。すなわち、「お客様が近くに住んでいる」「商売仲間がたくさんいる」「近所の人から頼りにされる」「家族が皆で働ける」「転勤、定年が無い」である。 続きを読む