「酒掃(さいそう)応対進退」という言葉は、『論語』の中に見られる(巻第十 子張第十九、金谷治訳注・岩波文庫参照)。大体、酒掃とは掃除、応対とは挨拶、進退とは立ち居振る舞いで、これらも人間修養の一環として後回しにすべき事柄ではないと言う。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム
Weeklyコラム お客の秘密
個人情報保護法と関連するが、接客や顧客管理におけるお客の秘密について考える。まずX時計店の例である。 続きを読む
Weeklyコラム 経営計画の目標と限界
経営指導者が会社の経営計画策定支援に際して迷うことが、その数値をどのような施策で獲得するかである。その迷いや悩みは、元々業績が良い会社であっても生じる。過去、目標を設定して計画を達成したような会社は、別の何かを求めて現状には満足しないからである。 続きを読む
Weeklyコラム 旅の楽しみと利益
三木清著『人生論ノート』(新潮文庫)に、「旅について」と題して、次の言葉がある。「平生見慣れたものも旅においては目新しく感じられるのがつねである。旅の利益は単に見たことのない物を初めて見ることにあるのではなく、むしろ平素自明のもの、既知のもののように考えていたものに驚異を感じ、新たに見直すところにある」 続きを読む
Weeklyコラム 社会保険の効果(番外編)
国民年金の加入率が低迷している。未加入者の言い訳としては、「掛金が高い」「40年も掛けて65歳前に死んだら受給出来ない」「将来、今のように受給出来るか疑わしい」等を聞く。厚生年金のように事業者が掛金の半額を負担している場合にも、国民年金と同じような不安を訴える人がいる。
Weeklyコラム 追い込みの手法
日常の仕事は、多かれ少なかれ同じ種類の仕事が多く、時には退屈に感じるであろう。問題は、何か難題の解決求められたり、新計画の企画を担当したりしてその着手が中々出来ない場合である。一日延ばしを続けて自己嫌悪に陥ることも珍しくない。 続きを読む
Weeklyコラム 良い会社、悪い会社
「良い会社」とは何か、これは「良い人」とは何かというくらい抽象的かつ曖昧である。業績が良い、成長力がある、商品の品質が高い、…と挙げたら切りがない。
Weeklyコラム 芸は身を助ける
高学歴化やインターネットの普及等により一般知識が向上した為か、何か一芸に通じた人でなければ、他に抜きん出ることが難しくなっている。全ての分野で平均点を取る人よりも、何かの分野で一つでも高得点を取る人の方が高い評価を得るようだ。 続きを読む
Weekly コラム 忙しい人は工夫する
頼み事は忙しい人に頼めという言葉がある。頼み事(仕事も同様)は暇で時間に余裕がありそうな人ではなく、忙しく活発な人を探して依頼すべきと言われる。 続きを読む
Weeklyコラム 仕事における身なりの確認
皆様は一日に何回くらい鏡を見るだろうか。顔の美醜の話ではない。筆者が指導している某販売店では、従業員は出勤すると必ず鏡を見ることになっている。「姿勢を正す」と言っているが、要は顔色や表情(笑顔)、身なりに問題がないかを確認する。毎朝の確認で従業員の接客態度が活き活きとし、店内が明るい雰囲気になっている。