カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム

Weeklyコラム 寝食を忘れて働く人

今も昔も、文字通り「寝食を忘れて」仕事に没頭する人がいる。年配の知人(宴会場経営)の中に、「創業の頃は、三度の飯は客足の切れ間に立ったまま掻き込み、夜は長靴を履いたまま調理場で寝た」という自営者がいる。 続きを読む

Weeklyコラム 商店街の主要顧客

平成27年に入って、訪日外国人旅行者数が急増している。例えば、平成27年1月~9月は中国から約384万人が訪日した(平成26年1月~9月は約179万人。日本政府観光局による)。国内外の観光客が増加して、町ぐるみで観光客の取り込みに邁進している商店街もある。 続きを読む

Weeklyコラム 有給休暇は権利か、義務か

今、職場の話題の一つに、「有給休暇(以下、有休と略す)の義務化」がある。発端は、平成27年3月答申の法律案要綱の報道であった。概要は、「使用者は年休が10日以上の労働者に対し、その内5日については、1年以内の期間に時季を定めて与えなければならない」とするものである。 続きを読む

Weeklyコラム 七転び八起きによる人徳

『中国笑話集』(駒田信二編訳、ちくま文庫)に、「徒労」と題するこんな話が載っていた。「ある男、道を歩いていて何かにつまずいてころび、やっと起きあがったところ、またすぐころんだ。〈ちぇっ、またころぶんだったら、起きるんじゃなかった〉」 続きを読む

Weeklyコラム 変化出来る人

こんな言葉があるそうだ。「最も強い者が生き残るのでなく、最も賢い者が生き延びるでもなく、唯一生き残るのは、変化出来る者である」(イギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの言葉とされる)。 続きを読む

Weeklyコラム 「思いつき」の情報源

仕事に限らず、日常生活の工夫であっても、フト思いつくことによって何かの問題解決に役立つことがある。その情報源の代表は、テレビ・新聞・インターネットであるが、その機会は、「風呂に入っている時」「散歩をしている時」「電車から風景を見ている時」等のこともある。「通勤電車から見ていた某製鋼会社の工場が急速に大きくなったので初めて株を買ったところ、大儲けした」と言う話を聞いたことがある。 続きを読む

Weeklyコラム 営業マンの基本行動

従来の酒屋等の御用聞きにどんなイメージをお持ちだろうか。何となく酒や醤油等の注文を取るだけの仕事と思うだろうか。お客の生活状況(消費サイクル・家族構成等)を観察しながら訪問しなければ、恐らく注文は獲得出来ないであろう。タイミング良く訪問し、「いつもの酒と醤油をお願い」と言われれば、銘柄・ランク・分量等は確かめなくても分るという具合だ。 続きを読む

Weeklyコラム 完全な顧客サービスの追求

「100-1=0」 これはある著名な医師が述べた言葉である。100回手術して99回成功すれば成功確率99%であるが、失敗した患者にすれば0%である。 続きを読む

Weeklyコラム 商店街活動を楽しむ人

この夏、某公的機関の依頼で商店街組合数か所のヒアリング調査を実施した。代表者や役員の最大かつ共通の悩みは、会員が活動に積極的に参加しないというものだった(役員を引き受けない等)。また、各商店街の共通点として、ヒアリングの場に集合した代表者と役員は活動が好きというよりも、活動に参加することを楽しんでいることだ。さらに、自店の経営に対しても同じで、経営成績の良悪に関わらず、仕事にやりがいや楽しみを持っている。 続きを読む