帝国データバンクは「2023年の全国主要路線バス運行の状況調査」結果を発表した。それによると、30路線以上を有する、公営バスを除いた全国の民営路線バス運行業者127社を対象に調査したところ、運行ダイヤの改正などにより、少なくとも約8割に当たる98社で23年中に1路線以上の減便・廃止を実施することが判明した。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 景況
Weeklyコラム 中古品の扱い方
野球少年が新品のグローブを買ってもらって喜んでいる場合もあれば、使い古したグローブをそれ以上に大切に使っている場合もある。一般に、中古品は新品に比べて値段が安いが、古くて希少価値でもあれば中古品の方がずっと高い物も珍しくない。古い玩具・装飾品や歴史的生活雑貨のように、個人の郷愁・趣味・思い出等を満足させる物に高い価値観を持つ事もよくある。 続きを読む
経営改善・再生支援の徹底 金融省庁が金融機関等に要請
財務省や金融庁等はこのほど、金融関係団体等に対し、資金需要の高まる年末・年度末に向けて事業者への資金繰り支援や、民間金融機関による実質無利子・無担保融資の返済が本格化する中、事業者の実情に応じた経営改善・事業再生支援に取り組む新しい段階へ移行すること等を要請した。 続きを読む
医療費応能負担、一層の徹底を 社会保障制度で提言―日商東商
日本商工会議所は東京商工会議所と連名で、「社会構造の変化に対応した持続可能な社会保障制度の構築に向けて」と題する提言を公表した。 続きを読む
旅館・ホテル市場今年度急回復 過去最高の5.2兆円超えも
帝国データバンクは「旅館・ホテル業界の動向調査(2023年度見通し)」結果を発表した。それによると、過去1年間に同社が調査した全国の旅館・ホテル業者のうち、直近の業況が判明した863社を集計した結果、63%の企業が増収基調であることが明らかになった。 続きを読む
「75歳以降も仕事」27%超 「中高年者縦断調査」結果公表
厚生労働省では団塊の世代を含む全国の中高年者世代の男女の健康、就業等について調査を行っている。初回は平成17年度で、当時50~59歳であった全国の男女を対象としている。初回の調査客体数は4万人強だったが、その後、加齢に伴って減少。今回は協力が得られた65~74歳の16,043人について集計している。 続きを読む
後継者不在率今年初の60%超 最高は神奈川県の75%弱
東京商工リサーチは「2023年の後継者不在率(事業実態が確認できた企業を対象に、後継者が決まっていない企業の割合)調査」結果を発表した。それによると、23年の後継者不在率は初めて60%を超えた。 続きを読む
タクシーのドライバー不足深刻 1割超の会社10年で人手半減
タクシー会社のドライバー不足が深刻化してきた。帝国データバンクが発表した「全国タクシー・ハイヤー業界の動向調査(2023年8月時点)」結果によると、10年前の13年時点に比べて、対象2428社のうち、69・7%に当たる1691社で減少したことが明らかになった。 続きを読む
日本コンソーシアムと戦略連携 20万人リスキリング―同友会
経済同友会は、あらゆる人のスキルをアップデートするリスキリングに取り組むため、国や地方自治体、企業など200以上の参画団体で構成される「日本リスキリングコンソーシアム」(主幹事:グーグル合同会社)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。パートナーシップによる各種プログラムの順次公開や企業の人材マネージメント改革に向けた事例の周知などに取り組み、2024年中には年間20万人のリスキリング支援を目指すとしている。 続きを読む
食品スーパーの3割赤字 業績悪化は過去最高
帝国データバンクは「食品スーパー事業(GMS含む)を国内で展開する企業調査」結果を発表した。それによると、2022年度の損益状況が判明した約1100社のうち、31.3%に当たる349社が赤字だったことが明らかになった。前年度から減益(37.5%)となったケースを合わせた「業績悪化」の割合は食品スーパー全体の約7割に達し、コロナ禍前後の水準を上回って過去最高を更新した。 続きを読む