カテゴリー別アーカイブ: 専門家向け

Weeklyコラム 他人の失敗から学ぶ事

事業でも人間育成でも、成功した要因が何であったのかを掴む事は容易ではない。しかし、失敗した要因が何であったかを掴む事は比較的容易であり、失敗した事が不思議である事は少ないものだ。成功から学ぶ事よりも失敗から学ぶ事の方が多いのは、このような事が原因かもしれない。 続きを読む

臨時会招集同日に衆議院解散 憲法53条後段解釈を巡って

参議院の総議員の4分の1以上である72名の議員は、平成29年6月、憲法53条後段の規定により、内閣に対し、国会の臨時会の召集を決定することを要求した。内閣は、臨時会を同年9月28日に召集する決定をし、同日第194回国会が召集されたが、その冒頭で衆議院が解散され、参議院は同時に閉会となった。 続きを読む

小規模事業者への補助金開始 販路拡大等への後押し

中小企業庁はこのほど、「小規模事業者持続化補助金<一般型>」の公募を開始した。小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更等に対応するために取り組む販路開拓等への経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とする。商工会または商工会議所のどちらの管轄地域かによって受付が異なる。概要は以下の通り。 続きを読む

第32回経営データ活用検討会 管理会計ツールの成功事例発表

経営データ活用検討会では、多様な中小企業の経営ニーズに対応できる管理会計ツールを用いて、経営支援の実践力を磨いています。第32回検討会では、西野光則税理士による30余年のコンサルティング経験から蓄積されたノウハウ・ツールを縦横に活用することで、大成功を収めているJPBM専門委員の宮沢賢氏から、その取り組み事例を語ってもらいます。 続きを読む

進まないリスキリングの現状 中高年層の学習行動に高い壁

昨今、新聞紙上等でも目にする機会が増えた「リスキリング」だが、実際にはあまり進んでいないようだ。 続きを読む

期中レビュー基準が創設へ 「準拠性結論」の規定を追加

企業会計審議会監査部会(部会長:堀江正之日本大学商学部教授)が9月5日に開催され、四半期レビュー基準の改訂に向けた検討を開始した。 続きを読む

令和4年度新規発生滞納額 ピーク時の約4割に―国税庁

国税庁は先般、令和4年度の租税滞納状況を公表した。令和3年度末における滞納残高は8,857億円(前年度比6.9%増)であった。令和4年度の新規発生滞納額は7,196億円(同4.4%減)で、ピークであった平成4年度(1兆8,903億円)の約4割。 続きを読む

マークアップ率向上を目指して 経済財政報告を発表-内閣府

内閣府はこのほど、「令和5年度年次経済財政報告―動き始めた物価と賃金―」を公表した。報告書は、現下の経済情勢と物価のダイナミクスを分析し、デフレ脱却が我が国経済の持続的な成長にとってなぜ重要なのか整理。また、日本企業が収益性を高めていくための鍵はマークアップ率の向上と強調し、全体を3章でまとめている。 続きを読む

Weeklyコラム 時間を売る商売

古代インドには、非常に長い時間単位「劫(こう)」があった。一劫は、四十里四方の立方体の岩石を天人が軽い羽衣で百年に一回払拭し、その岩石が磨滅してなくなるまでの時間である(一劫の定義には、他にもいくつかの説がある。 続きを読む