主要国の自動車生産・販売動向 コロナ禍前の水準に回復

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ジェトロは、自動車の生産・販売台数が多い世界36カ国・地域における、2023年の自動車生産・販売等の動向を、統計データや現地情報からしレポートにまとめ発表した。主なポイントは以下の通り。

〇2023年の世界の自動車販売台数は前年比11.9%増の9,272万台、自動車生産台数は10.3%増の9,355万台となった。2019年比ではそれぞれ1%前後増加し、新型コロナ禍前の水準に回復。〇販売台数でみると、前年同様、1位、2位はそれぞれ中国、米国、3位は2022年に日本を抜いたインドだった。4位日本。生産台数では1位中国、2位米国、3位日本、4位インド、5位韓国であり、過去3年間でこの順位に変動はない。

〇日本の自動車販売台数は13.8%増の478万台と5年ぶりの増加に転じたものの、新型コロナ禍前と比べると依然9割程度にとどまっている。生産台数も14.8%増の900万台となり、2桁の伸びを見せた。輸出台数が16.0%増の442万台と国内生産をけん引、日系メーカーの海外生産も3.2%増の1,751万台となった。また、バッテリー式電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)などを含む電気自動車(EV)の生産・販売が伸びている。

■参考:ジェトロ|「主要国の自動車生産・販売動向2023年版」を公開 ―需要回復や半導体不足の解消により、コロナ禍前の水準に回復―|

https://www.jetro.go.jp/news/releases/2024/0ba6f08ed3dc6b39.html