内閣府は「中長期的に持続可能な経済社会の検討に向けて(1)」と題して「中長期の経済財政に関する試算」の試算期間以降のマクロ経済・財政・社会保障の姿(対象期間2034~60年度)を試算として示した。試算の長期的展望は以下の通り。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 人事労務
Weeklyコラム 会社の品格を観察する
初めての会社を訪問する事は、誰でも緊張するものである。玄関を入った所にすぐ事務室があるような場合、受付の人が直ちに反応を示す事もあれば、全く反応を示さない事もある。筆者は、素早く「いらっしゃいませ」と言われれば、社員教育をきちんとしている会社という印象を抱く。 続きを読む
少子化社会での税制のあり方 可処分所得増加への具体策答申
税制審議会はこのほど、日本税理士会連合会より諮問のあった「少子化社会における税制のあり方について」に関して、答申を取りまとめ発表した。答申は少子化の現状と影響を俯瞰し、現在実施されている少子化対策の効果や問題点等を検証したうえで、少子化に歯止めをかける税制はどうあるべきかに焦点をあてて検討が行われた。ポイントは以下の通り。 続きを読む
労使双方メリットある採用活動 厚生労働省が手引を策定
厚生労働省は各企業等がよりよい採用活動を行う上で参考とできるよう、転職経験者、求人企業及び民間人材サービス事業者を対象とするヒアリング等の調査研究を行い、労働政策審議会職業安定分科会において議論を重ねてきた。この度、「求職者等への職場情報提供に当たっての手引」を策定、公表した。 続きを読む
北朝鮮IT労働者に気を付けよ 警察、外務等4省庁が注意文書
警察、外務、財務、経済産業の関係4省庁は「北朝鮮IT労働者に関する企業等に対する注意喚起」と題する文書をまとめ、ネット上で公表した。 続きを読む
外国人労働者雇用は4社1社 企業の16.7%採用拡大
帝国データバンクは「外国人労働者の雇用・採用に対する企業の動向調査」結果を発表した。それによると、外国人労働者を現在「雇用している」企業は23.7%で、ほぼ4社に1社だった。 続きを読む
Weeklyコラム 商売の効率性とゆとり
吉村昭著『その人の想い出』(河出書房新社)の中に、紡績工場を経営していた父親のこんな教訓がある。「父は創業時代、借金をしたこともあったが、必ず返済日の一日前に金を持って行ったという。また注文を受けた製品は、納入日の午前中に注文主のもとに搬入した。午後は翌日にぞくしている、という考えからであった」、と。 続きを読む
ビジネスケアラーへの企業対応 経営層向けのガイドライン公表
経済産業省は、「ビジネスケアラー」を取り巻く諸課題への対応として、より幅広い企業が両立支援に取り組むことを促すため、企業経営層向けのガイドラインをまとめ公表した。ビジネスケアラーの数は増加傾向であり、2030年時点では約318万人に上り、経済損失額は約9兆円と試算されている。 続きを読む
大学等卒業者の就職内定状況 大卒の就職内定率は微増
厚生労働省では平成8年度から大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業者の就職状況等について実態を把握する調査を行っている。先般公表された令和6年2月1日現在の同年3月大学等卒業者の就職内定状況によると、大学生の就職内定率は91.6%で対前年同期比0.7%増加した。 続きを読む
Weeklyコラム 仕事の準備が決め手
見る機会が減っているが、大工は仕事の合間にカンナの刃やノコギリの目などを小まめに調整している。また、理容店に行くと軽快な音を立てながら皮で剃刀を研いでいた。その澄んだ音を聞いていると、安心して任せられる気分になったものだ。 続きを読む