カテゴリー別アーカイブ: 事業承継・相続

平成26年分相続税申告状況 概ね前年並み、税額は減少

国税庁はこのほど、平成26年分の相続税の申告状況について公表した(平成26年中(平成26年1月1日~12月31日)に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況)。概要は以下の通り。 続きを読む

赤の斜線引いた遺言書は無効 原判決を破棄―最高裁

遺言書の文面全体の左上から右下にかけて赤色のボールペンで1本の斜線が引かれていた。斜線は遺言者が故意に引いた。この場合、遺言書が民法1024条前段所定の「故意に遺言書を破棄したとき」に該当し、遺言を撤回したものとみなされるかどうかが争われた事案で最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)は、みなされないとした原判決を破棄、第1審判決を取り消すとともに、遺言が無効であることを確認した。裁判官全員一致の意見による逆転判決。 続きを読む

JPBM第3回民事信託検討会 事例およびスキームの検討

(株)JPBMでは来年1月21日に第3回民事信託検討会を開催します。相続のディテールとして民事信託の検討は避けて通れない状況になっています。ただし提案の選択肢の一つとするならば信託が体系的にどの局面で活かされるか、税法や会社法の中での位置づけはどうか等、難しい点や課題の整理が必要です。 続きを読む

法人会との連携事業 福井で事業承継セミナー

JPBMでは、公益財団法人全国法人会総連合との業務提携契約に基づく事業承継支援サービス提供の一環で、現在公益社団法人福井法人会主催経営者セミナーにおいて地域会員税理士の派遣事業を行っております。 続きを読む

相続税申告書誤りやすい事例集 14事例で解説―国税庁

国税庁は先般、「相続税の申告書作成時の誤りやすい事例集」を公表した。記入方法の正誤を対比させながら分かりやすく解説したもの。主な事例項目は以下の通り。  続きを読む

H26事務年度相続税調査状況 海外資産申告漏れ大幅に減少

国税庁はこのほど、平成26事務年度における相続税の調査の状況を取りまとめた。実地調査の件数は12,406件(前事務年度比4.2%増)、申告漏れ等の非違件数は10,151件(同3.5%増)で、非違割合は81.8%(同0.5ポイント減)。申告漏れ課税価格は3,296億円(同6.8%増)で、実地調査1件当たりでは2,657万円(同2.5%増)であった。 続きを読む

行き過ぎた節税対策に歯止め 税制調査会資産課税討議にて

さる平成27年10月27日開催の税制調査会(第25回総会)の資産課税討議の中で、実務家の委員より、税調は税の基本的枠組みを決める場であることは承知の上、課税の公平性で見逃せない事象があるとして、タワーマンションの節税対策への疑義が述べられた。 続きを読む

民事信託2日間集中講座 実践力が実感できると好評

さる10月29日・30日に第1回目の「民事信託の提案力をモノにする実践講座」が開催されました。相続・事業承継の新たな提案の切り口として、とりわけ高い期待の中での研修となりました。 続きを読む

第2回民事信託検討会 課題およびスキームを検討

今年の全国統一研修会で行われた民事信託事例研修を基点として、改めてJPBMでは信託の実務支援活動を強化しております。今週末に開催される会員の石垣雄一郎税理士による集中講座によって個々の提案力・実践力を養成します。また、多士業専門家や提携企業等の知恵を集結して実務スキーム検討を進める「民事信託検討会」(㈱JPBM主催)を開催します。   続きを読む