カテゴリー別アーカイブ: 情報セキュリティ

電子決済手段の会計処理 公開草案から変更なく決定へ

企業会計基準委員会(ASBJ)は8月4日まで意見募集を行っていた実務対応報告公開草案第66号「資金決済法における特定の電子決済手段の会計処理及び開示に関する当面の取扱い(案)」等に対して寄せられたコメントについて検討を開始したが、公開草案に賛同する意見が多く、内容面での大きな変更はなく正式決定される運びとなりそうだ。 続きを読む

消費者向け市場規模9.9%増 R4年電子商取引調査―経産省

経済産業省は「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」を実施、日本の電子商取引市場の実態等について取りまとめた。調査結果によると、4年の日本国内の消費者向け電子商取引(BtoC-EC)の市場規模は22.7兆円、前年比9.91%増と拡大した。 続きを読む

Gミニマム課税の税効果会計 当面の取扱いの適用を継続へ

令和5年度税制改正により、グローバル・ミニマム課税が令和6年4月1日以後開始する事業年度から適用されることになるが、企業会計基準委員会は、税効果会計については実務対応報告第44号「グローバル・ミニマム課税に対応する法人税法の改正に係る税効果会計の適用に関する当面の取扱い」の適用を継続する方針だ。 続きを読む

日本企業の2割ロシアから撤退 ウクライナ侵攻で

帝国データバンクは「2023年8月時点での日本企業のロシア進出状況調査」結果を発表した。それによると、ウクライナ侵攻直前(22年2月時点)にロシアへの進出が判明していた国内上場企業168社のうち、8月21日までにロシア事業の停止や制限・撤退を発表・公開した企業は80社で、進出企業の約半数に上り、22年3月以降で最多を更新。このうち、ロシア事業から事実上の撤退、または撤退計画を明らかにした企業は30社で、全体の約2割に達した。 続きを読む

医療機関サイバーセキュリティ 対策研修を階層別に実施

厚生労働省はこのほど、「医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト」(MIST)を通じて、令和5年度医療機関向けサイバーセキュリティ対策研修の受付を開始した。従来の(1)経営者向け研修(2)システム・セキュリティ管理者向け研修(3)初学者・医療従事者向け研修に加え、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリストに基づいた立入検査に備える(4)導入研修-立入検査対策コースを新設。階層に分けて実施される。 続きを読む

ネットバンキング不正送金 被害急増に金融庁が注意喚起

金融庁はこのほど、フィッシング等によるインターネットバンキングに係る不正送金被害の急増について注意喚起を行った。令和4年8月下旬から9月にかけて急増して以来、一旦は落ち着いていたが、令和5年2月以降、再度被害が急増している。8月4日時点において、令和5年上半期における被害件数は、過去最多の2,322件、被害額も約30.0億円となっている。 続きを読む

電子取引データの保存方法 フローチャートで診断-国税庁

国税庁は先般、来年1月以降の制度について「電子取引データの保存方法をご確認ください」と題したパンフレットを公開した。 続きを読む

税務行政のDX改訂版発表 事業者のデジタル化促進追加

国税庁は、税務行政のDXを更に前に進めていくため、「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2.0-」を改定した。従前の「納税者の利便性の向上」と「課税・徴収事務の効率化・高度化等」に、新たに「事業者のデジタル化促進」を加えた3つの柱に基づいて、施策を進めるとしている。 続きを読む

総会後に会員意見交換会 DX対応の最新情報共有を

7月20日(木)はJPBM第19回定時社員総会(15:00~15:50)が予定されています。先般ご送付させていただいた議案書の中で、事業報告、決算報告、令和5年度事業計画案のご検討および新たな第12期役員選任に関するご検討を頂く予定です(完全ZOOM開催)。 続きを読む

デジタル社会の実現へ重点計画 取組発信で羅針盤に―閣議決定

政府は「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を閣議決定した。2021年9月日本のデジタル社会実現の司令塔としてデジタル庁が発足し、同庁がデジタル化を推進する取組のけん引役となっている。 続きを読む