知的財産侵害物品の差止状況 3万件超え1日平均86件

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財務省では税関における知的財産侵害物品の差止実績を昭和62年から公表しているが、令和6年3月に公表した「令和5年の税関における知的財産侵害物品の差止状況」を受けて、同省広報誌「ファイナンス」6月号にて、知的財産侵害物品に関する令和5年の差止実績及び水際取締りの状況について特集している。

令和5年の輸入差止件数は3年ぶりに3万件を超え、過去2番目を記録した。輸入差止点数は前年比19.7%増の約150万点で、1日平均86件、2,893点の知的財産侵害物品の輸入を差し止めている。知的財産別にみると、輸入差止件数は、偽ブランド品などの商標権侵害物品が30,448件で引き続き全体の大半を占め、次いで偽キャラクターグッズなどの著作権侵害物品が863件となった。

品目別に見ると、使用又は摂取することにより、健康や安全を脅かす危険性のある、煙草及び喫煙用具、医薬品、浄水器用カートリッジなどの家庭用雑貨、電気製品などの輸入差止めが続いている。国(地域)別に見ると、輸入差止件数では中国を仕出しとするものが25,271件(構成比79.8%、前年比23.5%増)となった。次いでベトナムが2,690件、韓国が751件件、台湾が630件となっている。

■参考:財務省|令和5年の差止実績及び水際取締制度の強化 税関における知的財産侵害物品の水際取締制度について|

https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202406/202406c.pdf