コロナ禍における不動産市況 厳しい状況も地域差あり

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先般、JPBM会員研修として「コロナ禍に揺れる不動産市況の現状と今後」と題し、不動産アナリストの西澤正博氏の講義で収録しました。

まず、最新の主な市場動向として、西澤氏の持つ全国の不動産業者からの生生しい声をベースに、地域ごとの業態ごとの最前線の情報を披歴しています。その一旦としては、○「例年の1割程度、今後の本格営業にも大きな影響が予想される(関西デベロッパー)○建売の土地仕入れストップ、東京本社の撤退(福岡)○解約の問合せや買い付け段階でのキャンセル多い(滋賀)○今まで新築は好調だったが、5月からキャンセル発生(岡山)○売買は小ぶり、今後に向けてオーナーは家族会議の最中か(神奈川)。さらに○新築マンションはモデルルーム閉鎖の影響が大きく出ている○建売住宅の在庫増加、値引き処分が増え、用地仕入れもストップ○住宅建設では、住設機器の入手難が解消傾向○「換金」への動き強まる○市況の変化は、大都市圏と地方圏では差異がある、他。

また、今後の市場傾向として、(1)REITにみる将来予想(2)従前の「前提条件」に変化あり(3)過去のバブルの教訓をいかすために、の項目についてポイントと留意点等をまとめています。音声は今週末、OSSは6月下旬掲載予定。