金融庁は、金融機関が借り手を全面的に支えられる包括担保法制等を含む融資・再生実務の検討に入った。令和2年事務年度 金融行政方針の中で明らかにしている。 続きを読む
タグ別アーカイブ: 金融庁
年末の金融の円滑化について 各協会・団体等に要請-金融庁
金融庁は先般、全国銀行協会や信託協会、全国信用金庫協会等の金融機関関係団体等に対して以下の要請を行った。 続きを読む
高齢社会における金融サービス 中間的なとりまとめ―金融庁
高齢社会における金融サービスのあり方を検討してきた金融庁は中間的なとりまとめを行い、その内容を公表。「長寿化の進展」「資産の高齢化」「モデルの空洞化」といった問題や、「資産寿命の延伸」といった課題を克服するため、(1)BtoCからCtoBのビジネスモデルへの転換(2)金融・非金融の垣根を越えた連携(3)「見える化」を通じたより良い商品・サービスの選択―といった基本的な考え方が重要となってくるのではないかと問題提起した。 続きを読む
論点を「共通事項」として公表 業界との意見交換会―金融庁
金融庁は、複数の業界団体との意見交換会で同庁が提起した主な論点を「共通事項」として公表した。論点は(1)マネーロンダリング等に関するガイドライン公表(2)全社的リスクマネジメント(ERM)の取り組み(3)業界横断的なサイバーセキュリティー演習(デルタ・ウォールⅡ)。
(1)は地銀協・第二地銀協、生保協、損保協・外国損保協、労金業界との交換会。マネロン・テロ資金供与対策についてガイドライン案と監督指針の改正案について意見を募集し回答。確定版を公表した。(2)は生保険、損保協・外国損保協と。▽適切なリスク管理の組織的・統合的な実施が必要▽すべてのリスクを統合的に管理し、事業全体でコントロールするERM態勢の整備が重要▽一部の会社で内部管理態勢の整備の遅れが見受けられた。(3)は生保協、損保協・外国損保協、日証協と。▽昨秋の2回目の演習結果を参加金融機関に還元▽サイバー攻撃に的確に対応するためには、さまざまな可能性を考慮して自社の対応状況を確認し、改善につなげるよう要望▽「共助」の観点が重要。金融 ISACでは「情報の共有」に加え、「リソースの共有」が大きなメリット。加盟を期待▽各社はサイバーリスクをコーポレートリスクとして捉え、対策の加速を。
■参考:金融庁|業界団体との意見交換会において金融庁が提起した主な論点|
新しい企業情報開示 金融庁が原案を明らかに
金融庁が導入する予定のフェア・ディスクロージャー・ルール(発行者等が重要かつ未公表の内部情報を第三者に開示した場合には他の投資家にも情報提供を行う)の原案が明らかになった。 続きを読む
パンフレットを作成・公表 円滑な資金供給促進―金融庁
金融庁は、担保・保証に必要以上に依存しない融資の促進に向けた事業者向けパンフレット「円滑な資金供給の促進に向けて」を作成、公表した。同庁は、金融機関が上記趣旨にて、事業者に対し円滑に資金を供給するよう促している。 続きを読む
届出前勧誘でない行為を明確化 プレ・ヒアリング等が可能に
金融庁はこのほど、「企業内容等の開示に関する留意事項について」(企業内容等開示ガイドライン)」等を公表した(平成26年8月27日適用)。 続きを読む
金融庁等がCG・コード策定へ 独立役員の複数選任などが論点
金融庁と東京証券取引所は「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」(座長:池尾和人慶應義塾大学経済学部教授)を設置。上場企業のコーポレートガバナンス上の諸原則を記載した「コーポレートガバナンス・コード」の策定に入った。今年6月に閣議決定された「日本再興戦略」改訂2014を踏まえたもの。秋頃を目途に原案を策定し、平成27年6月の株主総会で活用するよう求める。 続きを読む