カテゴリー別アーカイブ: 海外

輸出企業国内3万5000社弱 半数が減益―帝国データ調査

帝国データバンクが発表した輸出企業の実態調査結果によると、海外との間で、直接または間接に輸出取引を行っている企業は国内に3万4870社あることが明らかになった。また、ほぼ半数が減益だった。この調査は11月9日時点で実施した。 続きを読む

相続税の申告漏れ減少も 海外資産関連は増加へ-国税庁

国税庁はこのほど、平成27事務年度における相続税の調査の状況を公表した。実地調査の件数は11,935件(前事務年度比3.8%減)、申告漏れ等の非違件数は9,761件(同3.8%減)で、非違割合は前事務年度と同じ81.8%となった。申告漏れ課税価格は3,004億円(同8.8%減)で、実地調査1件当たりでは2,517万円(同5.3%減)であった。 続きを読む

再評価される米国市場進出へ 北米ビジネスセミナー開催

人口が安定的に増加し、内需が堅調な米国市場が日本企業の注目を再び集めているなか、ジェトロ、米国商務省SelectUSA・米国大使館商務部、東京商工会議所の3機関は、ジェトロの北米現地7所長の一時帰国の機会を捉え、中堅・中小企業が活躍する主要分野の最新動向の紹介と、米国で活躍する企業5社をパネラーに招き、北米市場の魅力や課題を考える。概要は以下の通り。 続きを読む

知的財産エンフォースメント フィリピン最新状況セミナー

日本貿易振興機構(JETRO)はこのほど、「フィリピン知的財産エンフォースメントセミナー」を開催する。フィリピンは、ASEANの中で二番目の人口規模であり、近年日本企業にとっての重要性が高まりつつある一方、多くの被害事例が報告されている。また、フィリピンには知的財産に関し、多数の取締・執行機関が存在し、その実効性についての関心も高まっている。ジェトロ知的財産課では、今般、フィリピンの取締・執行機関の関係職員を招き、最新の状況についての講演を予定している。概要は以下の通り。 続きを読む

原処分認容、取り消し請求棄却 相続税の更正処分など―不服審

被相続人に係る相続財産である米国E州F市所在の不動産の価額を、同市財産税の評価額に基づき評価して相続税の申告をしたところ、原処分庁が当該不動産の価額はE州遺産税の申告における価額(鑑定評価額)によるべきであるなどとして、相続税の各更正処分および過少申告加算税の各賦課決定処分をしたのに対し、請求人らがその全部の取り消しを求めた事案で、国税不服審判所は2月4日付で、原処分を相当と認め、取り消し請求を棄却した。 続きを読む

なぜ今中小企業の海外展開か 日商が進出企業事例集を発行

アジアを中心に新興国や経済連携協定などによる国際市場の拡大が見込まれている昨今、中小企業の海外展開は着実に進んでおり、「海外と付き合う」ハードルも下がってきている。東京商工会議所国際経済委員会(委員長:丸紅㈱朝田照男会長)は、このほど、日本商工会議所中小企業国際化支援特別委員会(委員長:同上)と共同で、「中小企業海外展開事例集(パンフレット)」を発行した。すでに海外展開されている中小企業の紹介や海外進出への手順・プロセス、相談先などを掲載。海外に目を向けるためのキッカケ作りや、海外展開の検討への参考にと呼び掛けている。 続きを読む

国際戦略トータルプランにて 国際課税の取組み発表-国税庁

国税庁はこのほど、「国際戦略トータルプラン-国際課税の取組みの現状と今後の方向-」として、その内容を発表した。近年富裕層や海外取引のある企業における、○海外への資産隠し○国外で設立した法人を利用した国際的租税回避○各国の税制・租税条約の違いを利用した国際的租税回避、等の問題がクローズアップされている。国税庁は、国際課税への取組みを重要課題と位置づけ、「国際戦略トータルプラン」の各取組を推進し、課税上問題がある場合は、積極的調査を実施する方針。国税庁は国際課税対応として同プランによる3つのテーマを掲げた。 続きを読む

中小企業等海外展開セミナー 海外展示会活用術とは-大阪府

本年2月に政府系機関、地域の金融機関や商工会議所など国内各地域の企業支援機関が幅広く結集し、海外展開を図る中堅・中小企業等に対して総合的な支援を行う「新輸出大国コンソーシアム」が設立された。同組織の近畿ブロック会議では、TPPを契機としてより多くの企業に海外展開の秘訣を広め、新たなチャンス獲得を目的に中小企業等の海外展開セミナーを開催する。 続きを読む

訪日外国人消費額 2.9%減少9,717億円に

平成28年7-9月期の訪日外国人全体の旅行消費額は9,717億円で、前年同期(1兆9億円)に比べ2.9%減少した。訪日外国人旅行者数は626万人であり、前年同期(535万人)に比べ17.1%増加。訪日外国人1人当たりの旅行支出は155,133円。前年同期(187,166円)に比べ17.1%減少。国籍・地域別にみると、中国が22万8千円(前年同期比18.9%減)、ロシアが22万2千円、イタリアが21万5千円と高い。 続きを読む

ASEAN最新事情講座 開催 ボリューム ゾーン可能性探る

6億人市場であるASEANの今後の経済発展を占う際、ボリュームゾーンもしくは次の中間層となりうるネクスト・ボリュームゾーンと呼ばれる中・低所得者層が注目される。日本企業にとってこれからの市場拡大および、より多くの人々の生活向上につながるボリュームゾーン向けの事業展開には、商品の梱包方法や流通システム、代金回収など、都市部の富裕層向けとはまた異なるノウハウが鍵となる。 続きを読む