カテゴリー別アーカイブ: 会計

改正金商法案が国会で成立 公開買付実施は30%に引下げ

公開買付制度や大量保有報告制度を見直す「金融商品取引法及び投資信託及び投資法人に関する法律の一部を改正する法律案」が5月15日の参議院本会議で可決・成立した。 続きを読む

プライム市場上場会社の3割超 4週間前に総会資料を電子提供

東京証券取引所が公表した「2024年3月期決算会社の定時株主総会の動向について」によると、今年の集中日は6月27日(木)になる見込みであることが明らかとなった。(回答社数1,789社(全市場79%、うちプライム市場954社(84%))集中率は29.7%と引き続き低い水準となっている。 続きを読む

実質株主透明化でコード改訂へ 株式保有状況の通知を促す

「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」が4月18日に開催され、「コーポレートガバナンス改革の実質化に向けたアクション・プログラムのフォローアップと今後の方向性について(案)」を了承した。今後、意見書として公表する。 続きを読む

四半期会計基準が指定除外も 一般に公正妥当な会計基準に

企業会計基準委員会が公表した企業会計基準第33号「中間財務諸表に関する会計基準」が3月末に「一般に公正妥当と認められる企業会計の基準」として告示指定された一方で、企業会計基準第12号「四半期財務諸表に関する会計基準」については告示指定から除外されることになった。四半期報告書制度の廃止に伴うものである。 続きを読む

会計士協会の実務指針等を移管 ASBJが移管指針案を公表

企業会計基準委員会(ASBJ)は4月3日、移管指針公開草案「移管指針の適用(案)」等を公表した(6月3日まで意見募集)。令和6年3月31日までに日本公認会計士協会が公表した会計に関する実務指針等14本を企業会計基準委員会に移管するものである。 続きを読む

種類株式の買戻し時の株価算定 低廉譲渡になるか事前照会

公認会計士協会より、国税庁に以下概要の事前照会があり、同庁は事実関係に対して同協会の求める見解となることを示した。 続きを読む

サステナビリティ開示 SSBJが3本の基準案を公表

サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は3月29日、「サステナビリティ開示基準の適用(案)」のほか「一般開示基準(案)」及び「気候関連開示基準(案)」を公表した。7月31日まで意見募集を行い、来年3月末までに決定する予定。サステナビリティ開示基準案は、プライム上場企業が適用することを想定し開発されている。 続きを読む

令和6年度税制改正(16) 外形標準課税の対象法人見直し

今回の改正では、外形標準課税の適用対象法人のあり方について制度的な見直しが行われた。平成16年の導入時に比べて対象法人が約3分の2まで減少しているのは、資本金1億円以下への減資が主な要因であるが、財務会計上、項目間で単に資本金を資本剰余金に振り替える減資を行う事例がある。 続きを読む

『中間会計基準等が公表 四半期の簡便的処理も適用可

企業会計基準委員会は3月22日、「中間財務諸表に関する会計基準」等を公表した。改正金融商品取引法により四半期開示義務が廃止され、開示義務が残る第2四半期報告書を半期報告書として提出することになったことを踏まえ、中間会計基準等では、中間財務諸表に係る会計処理及び開示に関する取扱いを定めている。 続きを読む

経営データ活用検討会主催 ゼロゼロ融資最終対策セミナー

JPBM経営データ活用検討会は、独立行政法人中小企業基盤整備機構の後援を得て、オープンセミナー「ゼロゼロ融資対策の最終ツール活用術ご紹介」を開催します。財務省、経済産業省・金融庁はこのほど、「再生支援の総合的対策」を策定し公表しました。早期経営改善計画策定支援を通じて策定した事業計画を、コロナ資本性劣後ローンにも活用できる形にもなります。 続きを読む