日本政策金融公庫は、同公庫農林水産事業が国産農水産物・食品の海外販路開拓を後押しする「トライアル支援事業」の27年度の支援実績が、輸出先6カ国・地域、件数41件に上ったと発表した。同事業は25年度に開始されたが、これにより開始3年で累計支援実績が8カ国・地域、117件と、件数が100件を突破した。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: 海外
成長戦略・地方創生の礎に 観光庁が28年版白書
観光庁は27年度観光の状況と28年度観光施策(観光白書)をまとめ公表。全世界の国際旅行者数が2030年に18億人に達すると予測されており、成長する世界の旅行市場でこの力強いインバウンド需要のパワーを日本の成長戦略・地方創生の礎とすることが重要だとの認識を示した。 続きを読む
観光地のバリアフリー化を促進 国交省が評価ツール作成
国土交通省は、観光地のバリアフリー化の評価法をまとめた報告書を公表した。近年、外国人観光客の増加が著しい観光地の中からモデル地域として奈良、富山、石川の3県を選び、実地調査を行って情報を収集・分析し、多様なニーズに対応できるバリアフリー評価ツールを作成した。 続きを読む
海外展開の際の法務チェック 事例にて注意喚起-日本公庫
日本政策金融公庫は「経営Q&A」の『海外展開入門 ~円滑な海外展開の進め方~』のコーナーで、以下のような法務関連のトラブル回避事例を上げ注意を喚起しているので参考にしたい。 続きを読む
7件を新規採択―ジェトロ 地域間交流支援事業、16件に
ジェトロは、海外の特定地域との関係づくりを進めてきた国内7地域のビジネス交流計画を新たに「地域間交流支援事業」(RIT事業)として採択した。これにより2016年度に支援する同事業は、継続の9件と合わせ合計16件となった。 続きを読む
4社に1社が増収増益見込む 2016年度―企業の意識調査
帝国データバンクが実施した2016年度の業績見通しに関する企業の意識調査によると、「増収増益(見込み)」と回答した企業は25.9%で、前年度実績見込みに比べ2.0ポイント減ったものの、「減収減益(見込み)」は3.9ポイントも減少した。16年度業績は厳しい見方を強めながらも改善を見込む企業が多くなっている。ただ、従業員5人以下の企業では、「増収」を見込むのは3社に1社にとどまる。 続きを読む
中小企業の海外展開成功事例 秘訣を企業経営者から-経産省
経済産業省、中小企業庁では、日本貿易振興機構(ジェトロ)、中小企業基盤整備機構と協力し、中小企業の海外展開の成功事例をご紹介、その秘訣を公開するセミナーを開催する。TPP協定の署名を受け、今後中小企業等の海外展開の拡大が期待されており、この好機を多くの企業に活用してもらう狙いだ。 続きを読む
海外関連法人からの新株引受 有利発行と認定-東京高裁
報道によると、大手商社・神鋼商事が増額更正処分の取消しを求めた控訴審で、東京高裁は一審を支持し、請求を棄却した。同社は平成19年にタイの関連法人が増資に伴い発行した新株を額面価額で引き受け、払込金額を本件株式の取得価額に計上して申告したが、原処分庁は本件株式が有利発行有価証券に該当し、払込価額との差額は受贈益として益金に算入すべきとした。 続きを読む
外国人消費3兆4771億円 中国旅行者が突出
観光庁は訪日外国人消費動向調査の平成27年年間値の結果概要を発表した。.訪日外国人全体の旅行消費額に関しては、3兆4,771億円と推計され、前年(2兆278億円)と比べ71.5%増となった。また、訪日外国人旅行者数は1,974万人となり、前年(1,341万人)に比べ47.1%増と大きく伸び、1人当たり旅行支出も17万6,167円と前年(15万1,174円)に比べ16.5%増加した。これにより訪日外国人全体の旅行消費額が増加した。 続きを読む
海外現地法人四半期調査実施 売上高は5期連続減少―経産省
経済産業省はこのほど、我が国企業の海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、平成27年10~12月の四半期調査結果を公表した。売上高(全地域合計)は、前年同期比▲2.9%と5期連続の減少となった。地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比49.4%)は、同▲3.9%と7期連続減少となり、特に中国の電気機械の減少幅が大きかった。欧州(同12.2%)は、同▲8.4%と5期連続で減少したものの、北米(同31.4%)では同+2.7%と10期連続の増加となった。輸送機械(同52.9%)を地域別にみると、北米や中国での増加が目立っている。 続きを読む