カテゴリー別アーカイブ: 専門家向け

Weeklyコラム 無店舗又は移動型店舗の立地

ある魚介類図鑑によると、イソギンチャクは海辺の岩の上等に定着して獲物を取っており、クラゲは海中に浮遊して獲物を取って生活している。人間の商売であれば、イソギンチャクは通常店舗のような固定型であり、クラゲは訪問販売・移動販売・無店舗販売のような移動型である。 続きを読む

裁量権の範囲の逸脱や濫用なし 懲戒処分取消等請求―最高裁

普通地方公共団体である上告人の消防職員だった被上告人は、任命権者だった氷見市消防長から上司および部下に対する暴行等を理由とする停職2月の懲戒処分(第1処分)を受け、停職期間中に正当な理由なく上記暴行の被害者である部下に対して面会を求めたこと等を理由とする停職6月の懲戒処分(第2処分)を受けた。 続きを読む

2年連続で2万8千件超え 知的財産侵害物品差し止め

財務省誌「ファイナンス」7月号は「改正商標法及び意匠法に対応し関税法を改正―税関における知的財産侵害物品の差止状況と取締りの強化」を特集。令和3年の知的財産侵害物品の差し止めが2万8,270件で前年比6.7%減となったものの、2年連続で2万8,000件を超える高水準の状況が続いている。 続きを読む

海外展開行動計画2022決定 インフラシステム―国交省

国土交通省は「国土交通省インフラシステム海外展開行動計画 2022」を決定した。世界の旺盛なインフラ需要を取り込み、日本企業の受注機会の拡大を図ることは、持続的な経済成長を実現する上で重要な戦略。政府は13年に「インフラシステム輸出戦略」を策定。以降、毎年改訂を重ねながら各種施策を推進してきた。 続きを読む

改正リース会計は連単同一に 少額リースなど、実務に配慮

企業会計基準委員会はリース会計基準等の開発を行っているが、最大の論点が単体財務諸表にも連結財務諸表と同じ会計処理を適用するかどうかだ。 続きを読む

請求の容認件数は13% 審査請求・再調査請求―国税庁

国税庁は今般、令和3年度の審査請求の査察の概要を公表した。請求の件数は、前年度比9.9%増の2,458件(うち、直接審査請求は72.8%)で、税目別では申告所得税等が770件、消費税等が834件、法人税等が538件。 続きを読む

外食産業向け業態転換等補助金 普及推奨モデル喚起へ

農林水産省は、新型コロナウイルス等の影響により経営環境が悪化した外食産業が、今後の事業継続および需要喚起を行うための業態転換等の取組みを支援する。 続きを読む

海外展開に向けた全国展開支援 JAPANブランドの育成事業

中小企業庁はこのほど、令和4年度当初予算事業「JAPANブランド育成支援等事業」における補助事業者の公募を開始する。 続きを読む

公訴提起時に時効完成済み 業務上横領被告事件―最高裁

B社の経理業務を統括していたCと共謀の上、B社名義の銀行口座預金をCがB社のために業務上預かり保管中、B社事務所で自己の用途に費消する目的で、Cが事情を知らないB社職員に指示して口座からCらが管理する銀行口座に大金を振込入金させて横領した事件の被告人の公訴時効の期間をめぐり第1審判決と原判決が相違した事件で最高裁第一小法廷は、原判決を破棄、控訴を棄却した。 続きを読む