カテゴリー別アーカイブ: リスクマネジメント

監査の信頼回復に向け会長通牒 会計士協会、監査提言集も公表

日本公認会計士協会は、東芝などの昨今の会計不祥事を踏まえ、会長通牒「公認会計士監査の信頼回復に向けた監査業務への取組」を公表した。 続きを読む

従業員の不祥事と 解雇予告除外認定申請

従業員による横領事件が多発している。「横領」をキーワードにニュース検索をすれば一目瞭然だ。その額も数10万円のものから1億円を超えるものまで多種多様となっている。 続きを読む

定額法変更に伴う監査で疑義 正当な理由に該当しない恐れが

平成28年度税制改正では、建物附属設備及び構築物の償却方法について、定率法が廃止され、定額法に1本化されることになった。平成28年4月1日以後に取得するものが対象となっており、この税制改正を契機に建物附属設備及び構築物の償却方法を定額法に変更する企業も多いだろう。 続きを読む

実施要領を一部改正―国交省 耐震・環境不動産形成促進事業

国土交通省・環境省は25日付で、耐震・環境不動産形成促進事業の実施要領を一部改正した。改正したのは(1)地域要件を撤廃し、対象地域を全国に拡大する(2)耐震性が不足する建物を建て替える場合の環境要件を見直し、地方で耐震性が不足する建物を建て替える場合の環境要件を、建築環境総合評価性能システム「A」以上から「B+」以上とする。また、建築物のエネルギー使用の合理化を一層促進する基準を新たに追加する(3)環境要件として、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)による評価結果の星表示が3つ以上であることを追加する。 続きを読む

社会保険未加入企業は 刑事告発も視野に

既報の通り、社会保険未加入企業をめぐり、その指導が強化されている。法律上、加入が義務付けられているにもかかわらず、社会保険に未加入の事業所は79万、未加入のまま放置され、不利益を被っている従業員は200万人に及ぶと言われている。厚生労働省と日本年金機構は、社会保険への加入を逃れる悪質な事業主について、より強硬な対策を検討している。具体的な基準を定め、一定の基準を超える悪質な事業主については刑事告発する方針だ。 続きを読む

JMISで会社計算規則が改正 会社法改正時の改正漏れも修正

会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令(平成28年法務省令第1号)が1月8日に公布された。平成27年11月6日に公表された省令案からの変更はない。 続きを読む

中国リスク関連破綻昨年8割増 今年も増加か-民間調査

東京商工リサーチは、2015年の「チャイナリスク」関連の経営破綻が計76件となり、事業停止など「実質破綻」9件を含めると計85件に上り、前年の47件から80.8%増加したと発表した。 続きを読む

原判決破棄が3件、変更が1件 反社会的勢力への融資―最高裁

最高裁判所第三小法廷(大谷剛彦裁判長)は12日、信用保証協会と金融機関の間で保証契約が締結され融資が実行された後に主債務者が反社会的勢力であることが判明した場合、協会の保証契約の意思表示に要素の錯誤があるかどうかが争われた4件の事案について、いずれも錯誤はないとの判断を示した。 続きを読む

求められる地域金融機関像とは 事業性評価の強化を-金融庁

金融庁はこのほど、昨年12月21日に開催した「金融仲介の改善に向けた検討会議(第1回)」の議事要旨及び配付資料を公表した。冒頭牧島内閣府大臣政務官は、「金融機関には、担保・保証に依存する融資姿勢を改め、取引先企業の事業の内容や成長可能性などを適切に評価した上で、融資や本業支援等を通じて、生産性向上、円滑な新陳代謝の促進を図り、我が国経済の持続的成長や地方創生への貢献が期待されている」と挨拶。 続きを読む