経済産業省・中小企業庁はホームページで、下請け中小企業の価格交渉・価格転嫁を後押しするため、7月から全国のよろず支援拠点に「価格転嫁サポート窓口」を設置することを明らかにした。 続きを読む
作成者別アーカイブ: JPBM STAFF 03
太陽光発電の事業所得の取扱い 裁決の事実認定で一部取消し
不動産の賃貸や管理等を営む2社の代表取締役を務める請求人が、複数の土地に設置された、あるいは設置予定の太陽光発電設備をH社から購入する各契約書を取り交わし、一連の設備の設置と発電にかかる所得を、自宅屋根に設置した太陽光発電設備による売電による収入とともに事業所得として申告。原処分庁が行った各更正処分及び過少申告加算税の各賦課決定処分に対し、請求人が審査請求を行った事案で、審判所は、当該取組は事業に該当しないと判断した。令和4年12月14日付裁決。 続きを読む
3年ぶり4000件台 今年上半期の企業倒産
東京商工リサーチが発表した2023年上半期(1~6月)の企業倒産(負債額1000万円以上)件数は、前年同期比32.1%増の4042件だった。 続きを読む
「重要な契約」の開示例を規定 有価証券報告書での開示を促す
金融庁は6月30日、企業内容等の開示に関する内閣府令等の改正案を公表した(8月10日12時まで意見募集)。有価証券報告書では、企業が「重要な契約」を締結している場合、「経営上の重要な契約等」にその概要を記載することが求められているが、諸外国に比べて実際の開示は不十分であるとの指摘がなされている。このため、開示府令案では、開示すべき契約の類型や求められる開示内容などを明らかにし、適切な開示を促すこととしている。 続きを読む
Weeklyコラム 風景の価値
観光地の価値は、自然や建物等の風景の魅力によって大方決まる事が多い。例えば、観光地で舟下りを楽しむ場合、その価値は流水の状況とともに、両岸の岩場や木々、背景の家々や野山等に左右される。 続きを読む
人事院の性同一性障害者の処遇 裁量権の逸脱・乱用と判断
上告人(一般職の国家公務員・経済産業省)は上司および担当職員に対し、自らの性同一性障害であり、女性の服装での勤務や女性トイレの使用等についての要望を伝えた。その後、上告人についての説明会が開かれ、本件執務階とその上下の階以外の階の女性トイレの使用を認める旨の処遇を実施することとされた。上告人は3年後、国家公務員法86条により、原則として女性職員と同等の処遇を行うこと等の行政措置を要求したところ、人事院は認められない旨の判定をした。 続きを読む
税制改正に向け建議書-日税連 配当促進税制や役員給与税制等
日本税理士会連合会は第1回理事会にて「令和6年度税制改正に関する建議書」を決定し発表した。その中で、重要建議項目としてあげている概要は以下の通り。 続きを読む
税務署の内部事務のセンター化 改めて理解・協力を呼びかけ
国税庁では、税務署における内部事務(申告書の入力処理、申告内容についての照会文書の発送など)の効率化・高度化を図るとともに、納税者利便の向上や外部事務(調査・徴収事務)の充実・高度化を目指し、令和3年7月から一部の税務署を対象に、複数の税務署の内部事務を専担部署(業務センター)で集約処理する「内部事務のセンター化」を実施しているが、今回改めて納税者や税理士に協力を呼び掛けている。 続きを読む
個別労働紛争解決制度施行状況「いじめ・嫌がらせ」最多
厚生労働省は令和4年度個別労働紛争解決制度施行状況を公表した。総合労働相談件数は124万8,368件(対前年度比0.5%増)となり、15年連続で100万件超えとなった。助言・指導申出は5.9%減、あっせん申請は7.1%減となり、前年度同様減少している。 続きを読む
未来に希望持てるビジョン必要 首相、国土計画案の報告受ける
岸田文雄首相は、国土交通省の国土審議会から国土形成画(全国計画)案について、報告を受けた。同計画案は、未曽有の人口減少や少子高齢化の加速、巨大災害リスクの切迫などを背景に、日本の国土は「時代の重大な岐路に立っている」と強調。その上で、豊かな自然や文化を有する多彩な地域からなる国土を次世代に引き継ぐための「未来に希望を持てる国土の将来ビジョンが必要」と指摘している。 続きを読む