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国境越えた租税回避防止で協力 OECD税務長官会議で合意

経済協力開発機構(OECD)の第9回税務長官会議が10月23、24の両日、アイルランドのダブリンで開かれ、税源浸食と利益移転問題への対応など国際課税における多国間協調、納税者の自発的コンプライアンスの向上、今後の長官会議の方向性などについて意見を交換した。 続きを読む

Weeklyコラム 名刺の配り方と役目

ある大きな会合に行った時のこと、「名刺はこの机の上に置いて下さい。また、自由にお取り下さい」という表示があった。何名かの名刺が置いてあったが、このコーナーに名刺を置く人も取る人も少なかった。会合等で無闇に名刺を配る人がいる。ただ知名度を上げることが目的であれば良いが、一般の商活動においては余り意味が無い。少数の者同士が自己紹介する場合や、話の経過からお互いの所属や住所が必要になって名刺交換するような場合は意義がある。

一般に名刺交換は自己の所属や氏名を明かす為に行うが、自己を印象付ける為に、出身地・顔写真・趣味・信条・多くの肩書等を目立つように入れている名刺もある。中には、豊かな人脈形成を目指して毎月配る枚数(例えば百枚)にノルマを課している人もいる。業種の種類によっては役立つが、「相手の購買力や人脈を利用しよう」という、自己都合だけを主張しているように思われるかもしれない。一度名刺交換した人から、セールスで訪問されたり、何か頼み事をされたりして戸惑ったこともある。 名刺交換の役目は、お互いの身元を明らかにして、相手に役立ち自分には負担となるような付き合いから始める認識をすることだ。「ギブ・アンド・テイク」のうち、ギブの行動が先行しなければならない。

中小企業の景況、緩やかに回復 小企業は弱い動き―日本公庫

日本政策金融公庫は全国中小企業動向調査結果(7~9月期実績および10~12月期以降見通し)に基づき中小企業(原則従業員20人以上)の景況について、「弱い動きはみられるものの、緩やかに回復している」との見方を明らかにした。前回は「消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動はあるものの、緩やかに回復している」としており、前回の見方を基本的に維持した。 続きを読む

Weeklyコラム 事業承継と養子縁組

歴史小説等には、大名や旗本の家等を存続させる為に、縁者から養子を迎える場面がよくある。武家に限らず、商人や農民も家を存続させる養子制度を活用した。現代でも子の無い経営者等が養子縁組によって事業承継を図ったり、娘の夫を後継者にしたりすることがある。 続きを読む

地域の再生・創生などを提言 人口減少対策に3つの柱―日商

日本商工会議所は「人口減少への対応に関する意見」をまとめ公表した。同会議所はこの中で、急速に進行中の人口減少に強い懸念を表明。その対応策として(1)地域の再生・創生(2)女性と高齢者の活躍推進(3)結婚・出生率向上に向けた環境整備―の3つの柱を提言するとともに、住民、行政、企業など多様な主体と連携して人口減少や地域経済の疲弊などの構造的な課題を克服し、地方創生に強力なリーダーシップを発揮すると強調した。 続きを読む

Weeklyコラム 後継者の出番を確保

X社(建設業)の会長(創業者)から、後継社長(会長の娘婿)のリーダーシップについて相談を受けた。社長が部下に指示命令が上手に出来ないと言う。社長は10年前まで鉄道会社にいたが、結婚を機にX社に入った。3年前から後継社長として奮闘しているが、性格が穏やかで礼儀正しい為か、部下が社長の指示命令を軽視するような態度をすると言う。そもそも、社長は必要な日常業務の指示命令を気軽に発しないようだ。 続きを読む

原判決破棄、所有者の控訴棄却 固定資産税等賦課取り消し事件

市長から自己の所有する家屋に係る22年度の固定資産税および都市計画税の賦課決定処分を受けたことについて、所有者が賦課期日である22年1月1日の時点で登記簿または家屋補充課税台帳に登記または登録されていなかったとして、同年度の固定資産税等の納税義務者ではなく、賦課決定処分は違法だと主張、市長を相手に取り消しを求めた控訴審で 最高裁第一小法廷(横田尤孝裁判長)は、処分は違法として所有者の請求を認容した原判決を破棄し、所有者の控訴を棄却した。 続きを読む

サーバ内のファイルを自動的に削除する方法がある

3月に、事務所の共有サーバ内で30%の削除可能な容量があり、ルールに基づいて廃棄できる環境が必要であることを書いた。このサーバ内の18GBのファイルを削除するのに、ファイル名やフォルダ名を目視で判断して手動で削除したと聞いた。作業期間はざっと1週間程度ということである。目視の場合は、一つずつの名称または作成時期を見て判断することになろう。 続きを読む

JPBM OSS9月会員研修 統一研修会&提案力コンテスト

JPBM9月のOSS会員研修は、今年7月に開催された全国統一研修会の様子を配信します。一つは第29回全国統一研修会PartⅠの「「全国提案力コンテスト」&「医業承継提案力コンテスト」金賞プレゼンテーションと審査員による総括」。 続きを読む

Weeklyコラム 兆候を捉える

Weeklyコラム 兆候を捉える

二宮金次郎(尊徳)は、夏の土用前に糠味噌漬けにして食したナスが秋ナスの味がしたことから、天保の大飢饉を予測した。二宮金次郎の偉いところは、直ちに村人を集めて気象異変の影響が少ないソバ・ひえ・あわ等を出来るだけ多く作ることを指示したり、穀物の買い入れをしたりしたことだ。 続きを読む