夏の生活スタイルを変革 「ゆう活」民間企業にも推進

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政府は、今年度も国家公務員における「ゆう活」をワークライフバランス推進強化月間(7月、8月)に実施し、同時に民間企業にも働き方改革の一環として、夏の生活スタイルを変革する「ゆう活」を推進する方針だ。

日が長い夏の間は、朝早くから働き始め夕方には家族と過ごせるなどのメリットが多い「ゆう活」だが、育児・介護等の事情により「ゆう活」が困難な労働者への配慮も必要だ。2015年の導入当初、帰る時間が変わらず逆に長時間労働が悪化した省庁や企業があったことから、「ゆう活」の実施には業務効率化及び意識の変革が必要不可欠であると提言している。

具体的には、「朝型勤務」や「フレックスタイム制」など、夕方早くに職場を出るという生活スタイルへの変革を求めており、それぞれの企業や働く人の実情に応じた自主的な取組みを可能な範囲で実施することが必要であるとしている。企業側のメリットとして「労働者の生活の質が向上し、仕事への満足度や意欲向上」、「仕事以外の時間に資格取得に取り組むなど労働者の能力向上」、「ゆう活の取組みを通じて、業務の効率化を図ることで長時間労働が抑制」等が期待できるとし、政府は通称やロゴマークも含めて「ゆう活」の周知啓発を行っていく。

■参考:内閣官房|ワークライフバランス推進強化月間・ゆう活 (令和元年度)|

https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/u-katsu.html