カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム

Weeklyコラム 社員の処遇を決める人

最近、50社程の労務問題(主に社員の処遇)を調査する機会を持った。一番印象に残ったのは、中小企業(特に小規模事業所)社長のワンマン性はかなり強い事だった。採用・給料・職務・定年等に関して、規則によらず社長の一存で決めている会社がある。 続きを読む

Weeklyコラム 音頭を取る人の役割

銀行の代表者は頭取であるが、頭取の由来は雅楽の各楽器の首席奏者、或いは「音頭を取る人」であった(『広辞苑』参照)。集団で仕事をする場合は、上司が部下に指示したり、部下が行動に迷った場合に方向を教示したりする音頭取りが必要だ。音頭を取る人がいれば、良い人間関係が出来たり、効率的な仕事を遂行出来たりする。 続きを読む

Weeklyコラム 世間話と経営指導

波長の合う人合わない人という言葉がある。これを経営指導者(中小企業診断士・弁護士・税理士・公認会計士・社会保険労務士等)と経営者の関係で捉えた場合、具体的に何を基準して決まるのであろうか。 続きを読む

Weeklyコラム お客という財産

全国で商店や会社が次々に廃業している。お客の重要性は、経営形態や規模、固定客の割合、知識技術の独自性等によって多種多様であるが、その財産価値も大きく違う。 続きを読む

Weeklyコラム仕事が忙しい

「忙しい、忙しい」が口癖の人がいる。たとえ休日でテレビや新聞等を見ながらでも、「仕事が忙しい」を連発する。この人は仕事を辞めたら(定年退職)、突然この言葉を言わずにいられるのかと心配になる。 続きを読む

Weeklyコラム 商品サービスの相場

散歩の途中、八百屋の店先で偶然、「白菜一束1,000円」という値札をみつめてしまった。小さい白菜2個を1,000円で買う気にはなれない。この冬の野菜の高騰は少ない雨量や厳しい寒さが原因で、相場の上げ下げは消費者に打撃を与える。野菜工場での生産は今のところ主流にはなっていない。 続きを読む

Weeklyコラム 観光資源の発掘

京都、奈良等のように観光資源が豊富な地域もあれば、観光資源をあまり持たない地域もある。観光資源は、歴史的建築物・歴史上の人物・自然・温泉・祭事・伝統芸能・各種特産物等、挙げたら切りが無い。要は、人々が「行って見物したい」「体験したい」「味わいたい」等と思う対象である。 続きを読む

Weeklyコラム 見習い中

時々行く飲食店には、「只今見習い中」という名札を付けた店員が、いつも数人いる。長い人は数年間付けているようだ。彼らは接客動作が早く、先輩や店主が呼ぶと大きな声で返事をして、指示通りに動く。最近の新入社員の多くは「研修中」という名札を付けているが、一般的に3ヶ月程の試用期間が終わると自動的に外してしまう。本人も研修中という名札を外すと見習い期間が終わったと思い、先輩から学ぶ姿勢が消えてしまう人もいる。同時に、先輩の方も後輩の教育が終わったと思い、後輩の欠点に関心を持たなく場合がある。 続きを読む

Weeklyコラム 調査という仕事

何かを調べるという仕事は、業務の種類によって区々である。調査自体が主要の業務もあるが(例えば、市場調査業・探偵業等)、大抵は付随業務として調査という仕事がある場合が多い。ここでは、主要業務に付随する調査要領(特に、聞き取り等による情報収集業務)を考えてみる。 続きを読む