新聞に、「働き方改革」という言葉がほとんど毎日載っている。主に、残業(時間外労働)を短縮する事が課題になっている。残業の適正化とは、一体何を目的にしているのだろうか(単に残業時間数の取締りか、或いは残業の減少ノウハウ啓蒙か)。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム
Weeklyコラム 仕事の準備が決め手
見る機会が減っているが、大工は仕事の合間にカンナの刃やノコギリの目などを小まめに調整している。また、理容店に行くと軽快な音を立てながら皮で剃刀を研いでいた。その澄んだ音を聞いていると、安心して任せられる気分になったものだ。 続きを読む
Weeklyコラム 成果の上がる仕事術
親戚の大学受験生から勉強法の悩みを相談された。毎日6時間以上の自習をしているが、得意科目と言えるものが無い。計画を立てて全科目万遍無く勉強しているが、範囲が広くて集中出来ないそうだ。 続きを読む
Weeklyコラム 立地条件と地価
平成30年1月1日現在の公示地価が発表された。それによると、商業地は最高額地点が5,550万円/㎡、最低額地点が1万円未満/㎡であった。その差は、その土地の収益力・利便性・人口密度等の要素が大きいのであろう。その土地にどんな利用価値があるか、一般に商売人は立地条件を検討して選定する。その価値は地価に比例するものではない。扱う商品サービスの価格水準・品揃えや店舗構造・接客法等が、その商圏の需要と調和していることが重要である。 続きを読む
Weeklyコラム 職業選択の迷い
新卒による就職、転職による就職、定年後の就職や創業等、人は何を基準に職業を選択するのだろうか。新卒であれば、自己の専攻・特技・資格・性格等、就職先の業種・待遇・将来性・通勤地等であろうか。 続きを読む
Weeklyコラム 大災害に備える
吉村昭著『三陸海岸大津波』(文春文庫)を読む機会があった。それによると、死亡者数が明治29年の大津波は約2万6千名、昭和8年の大津波約3千名、昭和35年のチリ地震津波約1百名だった。 続きを読む
Weeklyコラム 社員の処遇を決める人
最近、50社程の労務問題(主に社員の処遇)を調査する機会を持った。一番印象に残ったのは、中小企業(特に小規模事業所)社長のワンマン性はかなり強い事だった。採用・給料・職務・定年等に関して、規則によらず社長の一存で決めている会社がある。 続きを読む
Weeklyコラム 音頭を取る人の役割
銀行の代表者は頭取であるが、頭取の由来は雅楽の各楽器の首席奏者、或いは「音頭を取る人」であった(『広辞苑』参照)。集団で仕事をする場合は、上司が部下に指示したり、部下が行動に迷った場合に方向を教示したりする音頭取りが必要だ。音頭を取る人がいれば、良い人間関係が出来たり、効率的な仕事を遂行出来たりする。 続きを読む
Weeklyコラム 世間話と経営指導
波長の合う人合わない人という言葉がある。これを経営指導者(中小企業診断士・弁護士・税理士・公認会計士・社会保険労務士等)と経営者の関係で捉えた場合、具体的に何を基準して決まるのであろうか。 続きを読む
Weeklyコラム お客という財産
全国で商店や会社が次々に廃業している。お客の重要性は、経営形態や規模、固定客の割合、知識技術の独自性等によって多種多様であるが、その財産価値も大きく違う。 続きを読む