ここで「店舗業態の変化」とは、新業態によってこれまでの店舗形態や販売システム等が大きく転換するものの、やがて多くの修正が加わり、結局その中間で落ち着くというものである。スーパー、コンビニ、ホームセンター、ドラッグストア等も、当初の業態が変化して現在の姿になった。最近、変化・多様化している業態もある。 続きを読む
カテゴリー別アーカイブ: Weeklyコラム
Weeklyコラム 子供たちの創業体験
無着成恭編集『山びこ学校』(岩波文庫)によると、1950年頃の農村は全世帯の90%程が農林業であったそうだ(山形県山元村の場合)。当時はまだ配給制度が残っており、子供たちも家計を助ける為にお手伝いをしていた。山で自らワラビを採って売りに行ったり、家の農作業を手伝ったりした。ある作文の結末に、「来年は、もっともっと学校など休んで、かせがねばと今から思っています」とあるのが印象的だ。 続きを読む
Weeklyコラム 進む無人化
地方の郊外でよく見るのが、無人の「農産物販売所」である。ナス・キュウリ・トマト等を並べて売っていて、お客は商品を取って現金を料金箱に入れるのである。大多数のお客は、正直に代金を入れるそうだ。 続きを読む
Weeklyコラム お客を観察する
「店舗診断」項目の中に、お客が店舗に入ってから出てくるまでの行動を観察するものがある。店内の回遊性、商品陳列の的確性、接客開始のタイミング、購買決定の状況等を確認して、各種経営改善に利用する為である。
Weeklyコラム 電話の拍子が合わない時
営業等の為に電話を掛けたり訪問をしたりした時、相手が外出中・会議中・休暇中・病気療養中等により、全く拍子が合わない時がある。勿論、拍子が合って、驚く程の成果が上がる時もよくある。 続きを読む
Weeklyコラム 副業の位置づけ
社員の副業を認める企業が増えている。今後、副業をする人が急増していくのだろうか。元々大抵の仕事には副業が付きもので、例えば農家は田畑や山林で仕事をする側ら、現金収入が多く得られる養蚕・畜産・紙作り・機織り等を副業としていた。 続きを読む
Weeklyコラム 仕事と人手の確保
作家内田百聞の随筆に、「尸位素餐(しいそさん)」という言葉が出ていた。「なんにも仕事がない、お役に立たない、それで戴く物だけはいただく」という意味だそうだ(中公文庫の『一病息災』に所収)。 続きを読む
Weeklyコラム 研修会の復習
職業を持っている人は、大抵の人が年数回以上の研修会に参加しているであろう。中には、職務上必要であっても、積極的に参加していない研修会もあろう。このような研修会は、講師の話を一応聞いているが、研修後は何もしない人が多い。 続きを読む
Weeklyコラム 店舗の相
正式な用語ではないが、人相・手相・家相等と同様に「店舗の相」(ここでは、店舗の建物形状・色彩・材質・屋根、看板類のデザイン等を観察して、店舗の盛衰を探る事)について少し考えてみたい。 続きを読む
Weeklyコラム 労働時間の捉え方
「一般的に、機業労働時間は早朝の五時から、午後八時までの十五時間で、休憩時間は昼食時の三十分だけであった」(津村節子著『絹扇』新潮文庫)。 続きを読む