カテゴリー別アーカイブ: 経営者向け

出演者逮捕で助成金交付取消し 憲法21条に抵触、裁量権濫用

映画会社である上告人が、被上告人の日本芸術文化振興会法等で定められた独法の理事長に対し、「宮本から君へ」と題する劇映画の制作活動につき、助成金の交付申請をし、交付内定を得た。その後、本件映画出演者の一人がコカイン使用のため逮捕され、有罪判決が確定した。理事長は上記事実関係により国の事業による助成金を交付することは公益性の観点から適当ではないとし、本件交付金を交付しない旨処分したため、上告人が本件取消しを求めた事案。 続きを読む

経営改善・再生支援の徹底 金融省庁が金融機関等に要請

財務省や金融庁等はこのほど、金融関係団体等に対し、資金需要の高まる年末・年度末に向けて事業者への資金繰り支援や、民間金融機関による実質無利子・無担保融資の返済が本格化する中、事業者の実情に応じた経営改善・事業再生支援に取り組む新しい段階へ移行すること等を要請した。 続きを読む

ビジネスケアラー支援情報や 会社の支援体制構築等を研修

総務省の2022年の就業人口基本調査によると、介護しながら働いている人は約365万人で、直近の1年間で介護や看護を理由に離職した人も10万6000人いました。男女問わず介護に直面する人は確実に増えています。 続きを読む

週10時間以上で雇用保険加入 約500万人が加入見込み

政府は雇用保険の加入要件である労働時間を現行の週20時間以上から週10時間以上に変更する検討を開始した。新たに約500万人の短時間労働者が雇用保険の資格を取得する見込みだ。多くの短時間労働者を雇用する企業にとっては、実務的にかなり大きな負担となる。 続きを読む

医療費応能負担、一層の徹底を 社会保障制度で提言―日商東商

日本商工会議所は東京商工会議所と連名で、「社会構造の変化に対応した持続可能な社会保障制度の構築に向けて」と題する提言を公表した。 続きを読む

来年4月から四半期報告書廃止 金商法改正法案が国会で成立

四半期報告書を廃止することなどを盛り込んだ金融商品取引法等の一部を改正する法律案が11月20日の衆議院本会議で賛成多数で可決・成立した。令和6年4月1日から施行される。 続きを読む

副業ネット販売の仮装隠ぺい 取引上の名義を認定-裁決事例

副業のインターネット販売に係る期限後申告について、隠ぺい又は仮装の行為があったとして重加算税等の賦課決定処分が下されたことに対し、請求人はその一部の取消しを求めた。本年1月27日裁決。 続きを読む

旅館・ホテル市場今年度急回復 過去最高の5.2兆円超えも

帝国データバンクは「旅館・ホテル業界の動向調査(2023年度見通し)」結果を発表した。それによると、過去1年間に同社が調査した全国の旅館・ホテル業者のうち、直近の業況が判明した863社を集計した結果、63%の企業が増収基調であることが明らかになった。 続きを読む

Weeklyコラム 人手不足の多様性

近年はますます人手不足が深刻になっている。飲食業、運輸業、建設業等を始め、あらゆる業種で問題になっている。なぜ、人手不足は発生するのであろうか。根本的には、募集活動をしても、企業の業務内容に人気が無い事や待遇に魅力が無い事等により、応募者が集まらない。意外に多い原因は、新規採用数に不足は無かったものの、社員の定着性が低い事である。

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経営者保証ガイドライン考え方 改訂し早期相談の重要性徹底

「経営者保証に関するガイドライン研究会」はこのほど、「廃業時における『経営者保証に関するガイドライン』の基本的考え方」を改訂した。これは「経済財政運営と改革の基本方針2023」(令和5年6月16日閣議決定)及び「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版」(同6月16日閣議決定)において、企業経営者への早期相談の重要性について周知徹底を行うとしたことを受けたもの。 続きを読む